●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.279 ●▲■  
発行日:2021年7月21日(水)
■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■

発行:きた産業株式会社 http://www.kitasangyo.com


------------------< 目 次 >------------------

●▲■ (周年記念企画の連載)「酒類業界の30年を振り返る」

<日本酒・Sake編、その4 ー 海外のサケ醸造所編>
■ 海外のサケ醸造所数は30年で6.5倍(「疑似サケ」生産者も多数)
■■■ エピソード#3 「GEKKEIKAN USA 30周年」@フォルサム、CA
■ クラフトサケ醸造所は世界で40か所程度、欧州にも8カ所
■■■ エピソード#4 「ベルモットSAKE」@ミラノ、 「ホップ入りSAKE」@ロンドン

text = 喜多常夫


ご紹介情報●1▲ 「びん燗キャップ」の技術解説と実務知識
ご紹介情報●2▲ 「お酒のキャップは、きた産業」の新CM
ご紹介情報●3▲ 「パッケージ・デザイン・アーカイブズ」



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5月に、日本初の輸出限定の清酒製造免許を、
福島県の「合同会社ねっか(ねっか蒸溜所)」が取得された。
「米農家による、日本一小さな蒸溜所」を自称するクラフト的酒造所である。

個人的には、輸出専用清酒免許は、
焼酎蔵元、あるいは
大手酒類メーカー、あるいは
日本酒輸出を行っている中堅企業、
といったところが取得すると思っていたが、意外な展開である。

クラフト的酒造会社の輸出清酒免許の申請は今後も続くようだ。

サケは、ますます国際的になっていく。



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2021年は、当社が大阪で創業して105周年、東京に出て100周年。
周年記念で「酒類業界の30年を振り返る」と題した連載を書いています。

ネットで調べた事ではなく、自分の体験で振り返る30年の変遷。
今回は「日本酒・Sake編」の4回目で、最終回。



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>>>30年を振り返る・日本酒・Sake編、その4<<<


●▲■ 海外サケ生産者の30年 ●▲■

●▲■海外のSake生産者数の30年の推移
1990年・・・10社
(Sake工場10)

2000年・・・20社
(Sake工場17+疑似Sake製造者3)

2010年・・・29社
(Sake工場15+クラフトSake4+疑似Sake製造者10)

2020年・・・65社
(Sake工場15+クラフトSake37+疑似Sake製造者13)


上記の数字は、受け持っている神戸大学の「日本酒学講座」で使ったもので、
過去から私がウォッチしてきた状況をまとめたもの。
海外、特にアメリカ以外の国では、Sake生産者の情報は少なく曖昧なので、
完全に正確とは言えないが、ほぼ正しいと思っている。


Sake生産者は30年で10→65で6.5倍に増えている。

前回の「日本酒・Sake編、その3」で、
「日本酒の輸出は30年で、量が3.2倍、金額が8.9倍」、と書いた。

「サケ海外生産者の30年、6.5倍」は、
日本酒輸出に勝るとも劣らない。


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冒頭の30年の変遷の数字は、
「Sake工場」、「クラフトSake」、「疑似Sake製造者」
の3つに区分して書いた。


表現が穏当ではないかもしれないが、
「疑似Sake製造者」というのは、
ラベルに「Sake」または「清酒」と書いた製品を製造・販売しているが、
その製品は日本の清酒の定義から外れる、または外れる「かもしれない」もの。
(ひょっとしたら一部は正統的製法なのかもしれないが、
内情が把握できないので「かもしれない」と書いておく。
原材料のラベル表示としては、「米由来醗酵液・アルコール」が多いが、
日本酒の普通酒も、同じといえば同じである。)


「疑似Sake製造者」は30年前には存在しなかった。
30年前はそのようなものを買う人がいないので、つくる動機がなかった。

しかし、この10年ほどで多く見かけるようになった。
驚かれる方もいると思うが、、、

▲ドイツで、中国製の「さっぽろの地酒・清酒」
▲英国で、オランダ製の「Doragon Sake」(注:龍=Dragonとスペルが違う)
▲ブラジルで、ブラジル製の
「原材料:米醗酵液、飲用アルコール、グルコース」のSakeブランド多数
▲カナダで、韓国製の「Korean Junmai Daiginjo Sake花郎」

、、、などが販売されているのを、実際に見ている。


日本人が行く日本食材店や日本レストランでは見ないが、
アジア食材店やB・C級日本レストランで見かける。


これらはサケ製造者としてカウントすべきではないかもしれないが、
製品は清酒・Sakeとなっているので、上記では一応、別口でカウントした。
正確に補足できないが、少なくとも13はあると思う。


「疑似Sake製造者」が出現するということは、すなわち、
世界でサケが売れる時代になった、ということである。


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また、冒頭の30年の推移ではカウントしていないが、
4つ目のカテゴリーとして「ファブレスSakeブランド」もある。

たとえば、、、

▲ブラジルで、酒類大手ディアジオの「純・大地」Sake
▲ドイツで、チョーヤブランドのSake
▲アメリカで、「Tyku」ブランドのSake

、、、などが、相当量販売されている。

いずれも自社では清酒醸造所を持たず(=ファブレス)、
委託生産で調達したものを自社ブランドで販売している。
前述の「疑似Sake」と違って、どれも酒質はきちんとしている。


ディアジオは、2010年に、
ブラジルの日系の醤油大手、サクラ中矢から清酒の「大地」ブランドを買収し
ディアジオブランドでサケを販売している。
主に、ブラジルで盛んな、カクテルベースとしてのサケが狙い。

チョーヤは、1989年にデュッセルドルフに事務所を開設されて以来、
ドイツやヨーロッパで梅酒を拡販され、その一環でサケも販売される。
チョーヤブランドのサケは、ドイツや韓国などいくつかの国で販売される。
もちろん、日本製の日本酒である。

Tykuは、2004年設立のNYの会社で、
自社ブランドによるサケを販売してきた。
独特の三角形のびんによるブランディングで、一目でわかる。
過去には中身がアメリカ製や中国製のサケの時代もあったが、
近年は日本製の日本酒で、アメリカでの店頭化率はとても高い。

なお、TykuはDavos Brandsという酒類企業のブランドの一つなのだが
2020年8月にディアジオがDavos Brands を買収したので、
今はTykuもディアジオのブランドになった。
(買収の主目的はDavos Brandsの持つ人気のジンだったのだが)



世界大手のディアジオがサケを手掛けることは、
富山県でこの5月に清酒製造免許を取得(正確には移転)された、
リシャール・ジョフロワさんの日本酒の蔵「白岩」
(世界大手のモエ・ヘネシーが出資)の事例も想起させる。

世界的酒類企業が、サケをポートフォリオの一つとしようとしていることは、
すなわち、世界でサケが売れる時代になった、ということである。



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「Sake工場」は皆さんイメージがあると思うが、
「15ある、、、」と言ってもピンとこない方が多いと思う。

●アメリカに5社(後述)
●ブラジルに1社(東麒麟)
●台湾に1社(TTL-台湾タバコリカー)
●韓国に1社(LOTTE酒類BG)
●中国に4社(天津中谷、宝酒造、丹陽愛丹、南通日久)
●ベトナムに2社(フエフーズ、ワールドスイコー)
●オーストラリアに1社(サンマサムネ)


私の資料では以上15社をカウントしているが、もっと多いかもしれない。
ブラジルの東麒麟はキリン傘下だったが、2020年にキッコーマン傘下となった。
中国は、日本資本の4社のみをカウントしているが、
ほかに中国資本で、国内用・輸出用で清酒あるいはSakeを造る企業は多くあり、
中には正当なSake工場としてカウントすべき会社があるかもしれない。


アメリカの5社は、設立年順に、
大関USA(1979年)
米国宝酒造(1983年)
米国月桂冠(1989年)
    SakéOne(1997年)
八重垣USA(1999年)
(カッコ内は設立年)


30年前の1990年で区切れば、5社中2社は設立前だが、
SakéOne には「Japanese American Beverage」
八重垣USAには「American Pacific Rim」
という前身の会社がある。



1980‐90年代のアメリカにおけるSake工場の設立は、
「コメの高い日本で造ったサケを輸出するのでは市場が育たない、
コメの安価なアメリカでサケを造ろう」、という動機だった。

実際、1980-90年代には、
「アメリカ製の清酒が増えたが、その代わり
アメリカ向け日本酒輸出は減った(アメリカ製に置き換わった)」時代だった。

それが、2000年以降の
「アメリカ製の清酒生産は増え続け、同時に
アメリカ向け日本酒輸出も毎年増える」時代の礎になった。

ただし、2020年はCOVID-19の影響で大きく減少。
実績は以下の通り。

■アメリカ5社の合計生産(推定)は前年比20%程度減で8万石程度
■アメリカ向け日本酒輸出量は前年比18%減で2.9万石
■(世界への日本酒輸出の総量は前年比10%減で12.1万石)


大きく減ったとはいえ、
アメリカ5社のサケ生産量が、いかに大きな存在かがわかる。



冒頭記載の「Sake工場」の数字が、
2020年、2010年が15なのに、2000年のところが17となっているのは、
この時期に、ハクシカ・サケUSA(「白鹿」)とコーナンInc. (「白山」)があったから。
この30年間には、様々な変遷があった。

いや、30年間だけではない。
日本人移民によって始まったアメリカのサケ生産は、
100年以上にわたる様々な変遷をへて、今に至る。


なお、SakéOneは現在、白鶴の傘下である。
また、獺祭が、来年NY州にSake工場を造られる。



参考資料:「疑似Sake製造者」や「ファブレスSakeブランド」
https://kitasangyo.com/pdf/archive/sake-info/least_known_sake.pdf
参考資料:「世界のサケ生産者」
https://kitasangyo.com/pdf/archive/sake-info/world_sake_map.pdf




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■■■  エピソード#3 
「GEKKEIKAN USA 30周年」@フォルサム、CA
(エピソードの番号は、前回のパリ、ハワイの続き)


コロナ前の2019年末、「米国月桂冠の30周年記念式」に
参加させていただいたので、その時のことを書く。

王冠・キャップのサプライヤーという小さな存在の業者であるが、
月桂冠さんとは長いお取引なのでお声がけいただいた。誠に光栄だった。

米国月桂冠は、カリフォルニア州の州都サクラメントからほど近い、
フォルサムという街にある。
工場地域ではなく、閑静な街中にサケ工場がある。

90年代・2000年代・2010年代にも立ち寄らせていただいたことがあるので、
4回目の訪問。
過去の記憶に比べ、随分、設備が増強されている。
生産量が増えた事がわかる。

かつて、アメリカ製の酒質は日本の清酒とは異なって、
米国の食事情に合うよう酸味を強調したものだったと記憶するが、
今は、だいぶ、日本的酒質に近づけているように感じた。

欧米に進出する日本企業が、地元に溶け込むのは本当に難しいことだが、
祝賀記念式には、多くの地元市民が参加し、サケを楽しんでいて、
地元に愛される企業であることがうかがえた。


そして、書きたかったことは、記念式に供されたお酒が、
「カリフォルニアの山田錦」で醸された「大吟醸」(!)
だったこと。

何年か前からアメリカでは、
山田錦(AR州産やCA州産)のクラフトサケがあるのは承知していたが、
さすがに、月桂冠のものは素晴らしいお酒だった。

サクラメントバレーで山田錦が栽培され、
その米を50%削って大吟醸ができるとは、、、
30年前にはとても想像できなかった。

Sakeの現地生産における30年の変化は、とても大きい。


参考資料:「米国月桂冠の30周年
(と、サケウォッチングinカリフォルニア)」
https://kitasangyo.com/pdf/archive/sake-watching/ca.usa.pdf




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●▲■クラフトSake醸造所の出現


「クラフトSake醸造所」の出現は、
「海外のサケ生産」で最も特筆すべきことである。

冒頭記載のとおり、
30年前の1990年にはゼロ、20年前の2000年もゼロだった。

ところが、2007年開業のカナダ・バンクーバーの「アーティザン・サケ」を嚆矢とし、
2010年に4、2020年に37と急増した。

今現在は40か所程度になってる。
Sake工場が15なので、2.5倍以上の軒数である。



「クラフトSake醸造所」は、アメリカとカナダに多く、アジアにもある。
しかし、一番驚くのは、ヨーロッパである。

ハワイ・北米・南米は日系移民、アジア各国は日本支配、という歴史があって、
Sake消費やSake工場が生まれた経緯がある。
が、ヨーロッパは、そういった歴史背景がない。

ヨーロッパで最初にサケ醸造を始めたノルウェーは今はやめてしまったが、
今現在、英国2、フランス3、スペイン2、スイス1で、
ヨーロッパに8か所ものクラフトサケ醸造所ができている。
うち、6カ所は、日本人ではなく、現地の人の経営による。



30年前、ヨーロッパにサケ製造者が出現するとは考えもしなかった。
「サケ工場」でなく「クラフトサケ醸造所」という方法論がそれを可能にしたのだろう。


そして、欧米人が、クラフトサケを手掛けると、
新しい方向性や進化も始まる。




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■■■  エピソード#4 「ベルモットSAKE」@ミラノ
「ホップ入りSAKE」@ロンドン


2019年、イタリア・ミラノのワイン機械展示会の出張の直前に、
「イタリア初のSAKEが発売された。でも清酒にあらず」
という、謎かけのような話を聞いたので、立ち寄ることにした。

イタリア人は米(コメ)をよく食べる。
ミラノ近郊(と言っても50kmくらい西だが)には、米作地帯が広がる。
コメから造ったベルモット、「NERO SAKE ITALIANO」を開発・発売したのは、
リ・アイローニという米生産者である。


「サケという言葉はアルコール飲料全般を指す日本語と理解している。
コメから造ったお酒なので、サケをリスペクトしてSakeと名付けたが、
麹は使わず、米芽で醗酵させ、ハーブを漬け込んだサケ・ベルモット」


色は濃い褐色。(「NERO」は黒の意)
飲ませてもらうと、もちろん清酒とは全く違う。
が、私は、商品性やポテンシャルを感じた。
米のサケは薬草・ボタニカルと相性が良いのだなあ、とも感じた。


参考資料:「清酒ではないSAKE、イタリアのNERO」
https://kitasangyo.com/pdf/archive/sake-watching/sake-nero.pdf



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2018年、ロンドンのクラフトサケ醸造所「カンパイ・ロンドン」を訪問した。
新しい場所に移って新規開業する、まさにその日の訪問だった。

日本産米とアメリカ産米を使い分けて、何種類かのサケを造っている。
まだ一般公開前の時間だったが、色々試飲させてもらった。
正直なところ、各種のサケはまだまだ、、、と思ったが、
これは自信作、といって飲ませてもらった「ホップ入りSake」は、
なかなかいい、と思った。


清酒とは異なる、新次元の味。
サケにホップを入れるという発想は、日本人にはなかなかできないと思った。


参考資料:「英国のクラフトSAKE醸造所」
https://kitasangyo.com/pdf/archive/sake-info/craft_sake_UK.pdf



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イタリアの「サケ・ベルモット」も、英国の「ホップ入りサケ」も、
「目指すのは日本の踏襲ではなく、オリジナルのサケ」と言っていた。

「サケ・ベルモット」は、スペインのサケ「絹の雫」でも去年から商品化している。
「ホップ入りサケ」は、フランスのサケ「クラ・デュ・ブルゴーニュ」も造る、と聞いた。


実は最近になって、日本でも若い作り手が、
「サケ・ベルモット」と「ホップ入りサケ」を商品化しているのを知った。
(熊本の「堤酒造」と、福島の「クラフト・サケ・ブルワリー haccoba」)
haccobaの方は実際に飲むチャンスがあったが、完成度は高いと感じた。


ベルモットやホップなど邪道だ、とお叱りを受けそうだが、
クラフトサケの作り手、若い作り手による「新しいサケ」へのチャレンジは、
ますます盛んになるだろう。

連想だが、、、
宝USAは、「コーヒー・サケ」や「ストロベリー・サケ」など、
Tykuは、「キューカンバー(胡瓜)・サケ」や「ベニハナ(紅花)・サケ」など
をフレーバード・サケとして販売されていることも想起する。


無論、これらは「清酒」ではない。
が、海外では「Sake」の一つのカテゴリーとして、確立しつつある。
米由来のお酒の種類が「Sake」の名前の下で増えていくのは、
本来の「Sake・清酒」にとって悪いことではないと思う。

同じく清酒の定義からはずれるサケとして、
シャンパーニュ製法と同じやり方で、
「糖や酵母を再添加するびん内二次醗酵スパークリング」をつくれば、
どんな味だろう、試してみる意味はあるのではないか、、、と個人的には思っている。
(現状のスパークリング清酒は酵母の再添加は行われていない)


10年後の2030年には、
クラフトサケ醸造所は世界に100か所程度になると考えるが、
さらにもっと違う「新しいSake」も出現していると思う。

Sakeが世界に広がることで、「正統的なサケ」では品質が上がる一方、
「新しいSake」のバリエーションも広がっていくのだと思う。

text = 喜多常夫




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さて、商品のご紹介です。



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びん燗キャップは、きた産業にお任せください。





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https://kitasangyo.com/pdf/archive/adposter-library/CM2021-KK.pdf

醸造協会誌の新CM。
「創業105周年」、「東京100周年」のロゴ入りです。





●▲■ ご紹介情報 その3 KK&K2ディビジョン ●▲■ 
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https://kitasangyo.com/archive/package-designs.html

日本酒、焼酎、スパークリング、ウイスキー、ジン、ワイン、シードル、ビール、、、
パッケージ資材をご採用いただいた商品を中心に、
様々な酒類のパッケージデザインをアーカイブとして保存しています。







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