●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.100 ●▲■
    発行日:2007年 6月21日(木)
  ■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■
発行:きた産業株式会社 http://www.kitasangyo.com

------------------< 目 次 >------------------

        ●▲■ 中国の北京にて  ●▲■

  ●「燕京(エンキョウ)ビール見学記+
        キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー、オリオン」
   ■「本格焼酎、地ビール、中国ワイン in 北京」
           赤霧島、瑞泉、森伊蔵、オホーツクビールなど
   ▲中国人民抗日戦争記念館にて 「不忘過去、開創未来」

                          (text:喜多常夫)

ご紹介情報●1▲<アーカイブ資料>「燕京ビールと大手ビール工場」
ご紹介情報●2▲<アーカイブ資料>「本格焼酎 in 北京・中国 @2007」
ご紹介情報●3▲<eアカデミー資料>「LN2(液体窒素)滴下の適応事例」
ご紹介情報●4▲<eアカデミー資料>
    「ビールの第一公式:CO2+N2=泡の改善+ビールロス低減+ECO」
ご紹介情報●5▲「ワイン用スクリューキャップのためのBFキャパー」

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     ●「燕京(エンキョウ)ビール見学記」

6月にはいって北京にいく機会があったので、
「燕京(エンキョウ)ビール」の工場を見学してきました。

北京でのシェアはトップで、2006年の生産販売量は350万トン。
(なぜか中国では350万キロリットルといわない)
青島(チンタオ)ビールに次ぐ、中国2位。
世界のビール業界でもトップ10に入る規模。

一般見学ルートだったけれど、
写真撮影OKだったので、資料にまとめてみた。

壜詰めラインでは、
クロネスとKHS(いわばBMWとベンツ、充填機のトップブランド)を
同じフロアに並べて、同じ製品を同時に詰める(=競争させている)、
という光景を見て、華僑の極意?を垣間見た思い。

●▲■ ご紹介情報その1:アーカイブ資料 ●▲■
「燕京(エンキョウ)ビールと、見学可の大手ビール工場見学記」
http://www.kitasangyo.com/Archive/Data/yanjing_&_major_beer.pdf

売店で売っていた「日本式納豆」が意外だったのと、
個人的には、「洒落のサボテン」?がとても気に入りました。

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   ●「キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー、オリオン」

なお、上記資料の2ページ目には、
この4年ほどの間に、見学したり、仕事で訪問した、
キリン、アサヒ、サッポロ、サントリー、オリオンの
各工場の写真も入れ込んで、
ちょっとした比較資料にしたてました。

並べてみると、
ひとつひとつの見学の時には気づかなかった、
各社・各工場の特徴が見えます。

(5社の皆様にはいつもお世話になりありがとうございます。)

 

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     ■「本格焼酎 in 北京」

北京の夜は、中国料理と紹興酒を堪能、、、

ではなく、例によって日本食レストラン探訪。
去年暮から、ロンドンのサケ、パリのサケなど、
サケ(清酒)をフィーチャーしてきましたが、今回は「本格焼酎」です。

北京には、日本人が常時5万人近くいるそうだし、
中国人の間でも日本食ブームは盛り上がっていて、
ピンキリですが、ずいぶんたくさんの日本レストランがある。

「サケ」は、「ジャパニーズ・サケ」だけでなく、
「中国産サケ」もあって(朝香、松竹梅、翁鶴など、
日本企業が中国で醸造しているブランドのほか、
中国企業のブランドもあるらしい)、
多くの銘柄が日式(日本)レストランで飲めますが、
「本格焼酎」は、中国人の認知度はまだ高くない感じ。

ただし、今回訪問した焼酎のお店は実にマニアック。

「白波」の前掛けの店員さん、
「赤霧島」、「瑞泉」、「森伊蔵」を並べて飲んでいる様、
カウンター越しにずらり並んだ焼酎・泡盛の壜。

「ここは銀座か、鹿児島か」状態を、下記の資料でご覧ください。

●▲■ ご紹介情報その2:アーカイブ資料 ●▲■
「本格焼酎 in 北京・中国 @2007」
http://www.kitasangyo.com/Archive/Data/Shochu_in_Beijing_2007.pdf

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     ■「地ビール in 北京」

日本の地ビール、「オホーツクビール」の北京店にも
行ったので、資料にはその写真も入れています。

北京で昔から有名なビア・ブルワリー・レストランは、
ケンピンスキ・ホテルの中にあるドイツ系のポラーナ。
過去の記憶では、いつでも「オクトーバフェスト状態」でした。

急速に進む中国人のライフスタイルの洋風化と、
続々とオフィスを進出させる欧米企業の数を考えると、
ブルワリー・レストランは、これから楽しみです。

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     ■「中国ワイン in 北京」

さらに資料の端で、「中国ワイン事情」にも触れています。
北京のカルフールのワイン売り場を観察した写真。

ビール棚と同じ長さの、広いフェイスにずらりと並ぶ中国ワイン。
価格は、30〜80元(=500〜1300円)くらい。
隣に並ぶテーブルクラスのカリフォルニアワインの半額です。

中国はワイン生産ブーム。
OIV(国際ブドウ・ワイン機構)のホームページを見ると、
最近の中国のワイン生産量は年間110万キロリットル強で、
この数年、オーストラリアと世界6位の座を競い合うほどの規模。

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郷に入っては郷に従え。
売り場見学だけでなく、実物の中国ワインを試さねばならない。

数年前に一度飲んだ中国ワインが、
偶々かもしれないがずいぶん酷かったから印象は良くなかった。
でもせっかく中国に来たのだからだからと、
夕食のレストラン(中華料理店)でオーダーしてみる。

出てきたのは長城葡萄酒。裏ラベルに英語でメルロと書いてあった。

飲むと、、、これが、なかなか!!
ちゃんと、メルロの特徴が出ているではないか。

では、と、翌日も別のレストランで中国ワインを頼む。
今度は、カベルネソービニオンがでてきた。これもいける。

白のDragon Eye(=竜眼、ブドウの種類)も飲んだが、
これも結構良かった。
アジア食全般に合いそうな味わい。

中国ワインがずいぶん進化しているのに驚き、
これから、ワイン産業の台風の目になる予感がした。

 

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  ▲中国人民抗日戦争記念館にて 「不忘過去、開創未来」

さて、お酒関係情報は以上のとおりですが、
最後に、盧溝橋(ろこうきょう)の近くにある
「中国人民抗日戦争記念館」を見学した話。

観光ルートではないが、ぜひ行ってみたいと思っていた。
ホノルルに行って、
パールハーバーの戦争博物館に行く日本人は少ないと思うが、
北京に行って、
抗日戦争記念館に行く日本人はもっと少ないかもしれない。

日本軍侵攻、国共合作、毛沢東の功績など、
抗日と、1949年の中華人民共和国建国にいたる歴史の展示館。

展示パネルは実に悲惨なものが多く、
虐殺された市民、戦争や抵抗運動で死んだ人、
中には、首を切り落とされた人の写真まである。

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展示は中国語解説のみだが、
南京大虐殺のときの日本の新聞記事のパネル(日本語)があった。

「百人切り超記録」というタイトル。
日本の二人の少尉が実名で、
「俺は105人切った」「俺は106人だ」と、
刃こぼれした日本刀を持って自慢気にたっている写真。

なんともやりきれない。

他には、
中国人が強制労働を強いられた日本企業の分布図、
中国に展開していた日本の細菌・毒ガス部隊の分布図、
人体実験によって膨れ上がった人の写真、などなど。

日本人としては目を背けたくなる写真が続く。

最後の部屋で、
日中国交回復と友好関係が紹介されているのが救い。

ただ、「珍愛和平、開創未来」と書いてあると同時に
「不忘過去、牢記歴史(過去や歴史を忘れない)」が明記されていた。

日本語はないが、下記が抗日戦争記念館のサイト。
http://www.1937china.org.cn

短い滞在だったが、
いろいろなことを考えさせられた北京訪問だった。

                         (text:喜多常夫)

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     -----<FOOMA出展報告>-----

2007年6月5日(火)〜8日(金)、東京ビッグサイトで行われた
        FOOMA(国際食品工業展)には、
多くの方にご来場いただき、まことにありがとうございました。
    以下に当社の展示機のうち3点について載録します。

 

●▲■ ご紹介情報その3:eアカデミー資料 ●▲■
「LN2(液体窒素)滴下の適応事例」
http://www.kitasangyo.com/e-Academy/Gas/data/LN2.pdf
 
当社ブースで、壜に液体窒素を滴下するデモ運転を行いました。
ビールではジェッターの代替や窒素ガス強制添加に、
ワイン、清酒では酸化防止に、PETボトルでは軽量化に。

 

●▲■ ご紹介情報その4:eアカデミー資料 ●▲■
「ビールの第一公式:CO2+N2=泡の改善+ビールロス低減+ECO」
http://www.kitasangyo.com/e-Academy/Gas/data/gas_blender.pdf
 
炭酸ガス(温暖化ガス)の使用量を確実に減らします!
ガスブレンダーについて、
1年単位のリースプログラムを始めます。

 

●▲■ ご紹介情報その5:ROOTSディビジョン ●▲■
「ワイン用スクリューキャップのためのオプション付きBFキャッパー」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/machine/BF-capper_ed03.pdf

キャップの下のヘッドスペースのエアを、
ガスでブローして置換するオプションです。

ワイン関係の皆様へ:
30*60のスクリューキャップ(ステルヴァン)用の壜を準備しています。
ご照会ください。

 

なお、FOOMA会場の様子は、当社のブログをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/kita-slow_blog

 

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2002年5月の創刊以来のバックナンバーを収録しています。
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