●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.4 ●▲■ 
    発行日:2002年6月24日(月) 
発行:喜多産業株式会社 http://www.kitasangyo.com
------------------< 目 次 >------------------
イントロ:「まったくだ」
●1▲ 温故知新:「PLC制御バスケットプレス」
●2▲ ワックスシール「ヴィノ・ワックス」:超コストダウン
●3▲ スイス品質、「Rapidのコルカー」
●4▲ 液体にやさしい?!「Ragazziniのチューブポンプ」
●5▲ 「半世紀以上のお取引」:Years bring Wisdom
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こんにちは、喜多です。最近、「YES、まったくだ」と納得・合点
した話題をひとつ。

今月初めの日本酒造組合の会合で、沢の鶴の西村社長さんが「皇室、
政府などの晩餐会では日本酒で乾杯すべき」と発言されたそう。
まったくだ、乾杯だけでなく食中酒・食後酒も日本酒が選べないと、
と思いましたね。20年前なら「世界中どこへ行っても食べる料理は
お付きの料理人に作らせるフランス料理だけ。日本料理なんぞ食べん」、
というヨーロッパの王様・王女様もいらっしゃったかもしれませんが、
今の時代、外国の要人や王室の方も、日本にきたら「最高の日本料理と
最高の日本酒」の晩餐会を期待されるのではないか、と思います。

これだけ日本食・日本酒が世界中で認知されてきているさ中です。
日本国で行う国際会議のパーティー予算を、洋食&洋酒メニューで
はなく日本食・日本酒に回すのは、国民みんなが賛成すると思う
けどなあ、外務省さん。公費流用なんかしてないで、「日本文化を発信」
しなくてはいけませんよ! 日本食と日本酒は文化です。

たとえどんな超高価大吟醸酒や貯蔵焼酎、クース泡盛をだしても、
フランス製高級シャンパンやワインを使うよりはパーティー費用
(役所のパーティー費は血税です)を節約できそうだしね。

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と、意見したあとで、今号の紹介内容自体はワイン向けが多くて
恐縮ですが、設備関連の話題なので読んでください。(小生、清酒・
焼酎・泡盛・ビール・ワインなど全酒類の味方!です。よろしく。)

この3月に、IGB(ビール中心の醸造学会)アジア大会に出席する
ためオーストラリアに行ってきました。場所がアデレードだったので、
会議の後、バロッサバレー(アメリカのナパと並んで世界的評価が
高まりつつあるオーストラリア最大のワイン産地)に足を伸ばし
ました。毎年二桁成長(!)という元気いっぱいのオーストラリア
のワイン産業を目の当たりにすると、やはり「結論は成長にあり」か、、、
と、成長という言葉がほとんど死語状態の日本との比較で実感。
「成長本位」だけの経営では少々むなしくもありますが、「成長分野に
手足をかけるのが経営者の務め」、だと自分に再度言い聞かせた次第。

話はワインですが、オーストラアはやはりShiraz(シラーズ、葡萄の
品種)がすばらしい。現地で飲んだなかで特に印象深かったものの
ひとつに「ロックフォード」というブランドがありました。ラベルに
は誇らしげに「バスケットプレス・シラーズ」と書いてある。

●▲■ ご紹介アイテムその1:ROOTS(ルーツ)ディビジョン ●▲■ 
ハイパック社の「PLC制御バスケットプレス」(2ページ)
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/Hypac_BasketPress.html

ボルドーやピエモンテを見にいった人は、「あえてバスケットプレス」で
葡萄を搾っている高級ワイナリーがたくさんあるのをご存知でしょう。
ナパでも、世界に冠たるオーパスワンがバスケットプレスです。それに
有名なR.モンダビも高級商品にはバスケットプレス使用。モンダビの
最新見学コースからはバスケットが見えて(見せて)ます。

孔子いわく「温故而知新、可以為師矣」。はっきり言ってバスケットプレスは、
メンブランプレス以前の、そのまた前のバスラン式以前の、「2世代前の
ローテク設備」ですが、よいワインを醸すための「温故知新」要素が
非常に多く含蓄されている設備です。

清酒で、鑑評会用吟醸酒は圧搾機を使わず「つるし」でたれ口を集める
、、、っていう感じに近い!? ハイパック社のバスケットプレスは、
すばらしい仕上げ品質と、そしてなんと「PLC制御(ハイテク!)」が
ポイント。ワインのキャラクター付けや付加価値向上に再検討ください!
 
●▲■ ご紹介アイテムその2:K2ディビジョン ●▲■ 
ワックスシール「VinoWax(ヴィノ・ワックス)」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/closure/VinoWax.html

輸入ワインでは、錫シールなどを使わずにワックスや円形ディスクで壜口
を封緘(ふうかん)しているものが結構ありますね。キャップシール自体が
装着困難な壜(口径の大きなフランジ壜口)も登場しています。

新製品「VinoWax(ヴィノ・ワックス)」は、日本市場で受け入れられる完成度
をめざして開発したワックスシール。錫キャップシールに比べると「圧倒的
(10円以上!)コストダウン」にもなります。さらに、ノマコルク(合成コル
ク)と組み合わせると、清酒や焼酎にもご採用いただけると思います。

●▲■ ご紹介アイテムその3:ROOTS(ルーツ)ディビジョン ●▲■ 
スイス品質、「Rapidのコルカー」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/machine/Rapidcorker.html

上の「VinoWax(ヴィノ・ワックス)」の資料の下のほうに小さな
写真で紹介している手押し式コルク打栓機。イタリアものとは
ちょっと違う、「スイスのクオリティー」です。

●▲■ ご紹介アイテムその4:ROOTS(ルーツ)ディビジョン ●▲■ 
Ragazziniのチューブポンプ(2ページ)
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/Rotho_Pump.html

Ragazziniチューブポンプの参考技術資料
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/Rotho_Pump.html

優れた品質のワインを醸す基本は、醸造各工程間を「やさしく送る」こと。
Ragazziniチューブポンプは、葡萄を壊さず「やさしく」送液する、次世代
ワイナリーポンプの決定版。

質問:「液体をやさしく送る」とはなんぞや? 回答:病院で透析に使われて
いるポンプも同じチューブポンプです。理由は、他のどのタイプのポンプ
より、白血球を壊さずに血液を送れるから。ピストンポンプ、ローブポンプ、
ダイアフラムポンプなどは、高精度なステンレス・サニタリー仕様でも、可動
部品やバルブがあるために医療用には使用されません。またこれらのポンプには
必ずシール、回転部品、ピストンなどの接液部品・摺動部品がありますが、
チューブポンプは接液部がチューブだけなので、コンタミネーションのリスク
も最小限です。

●▲■ ご紹介アイテムその5:KKディビジョン ●▲■ 
「伝統と信頼、半世紀以上のお取引関係」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/closure/rekishi.html

最後になりましたが、喜多産業のコアビジネス「清酒や焼酎の王冠・キャップ」
のご紹介。写真では一部しか写っていませんが、北海道から沖縄まで全国の多く
の有力な清酒・焼酎メーカーさまにお取引をいただいています。半世紀以上
継続的にお取引いただいているお客様も多数あることが当社の誇りです。

当社は創業86年。格言でYears bring Wisdom(年とともに知恵も増す)
といいます。蓄積されたWisdom(知恵)を生かして、これからも
一層お役に立つよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
(追伸:あわせて、この場を借りて王冠・キャップメーカーとしては、
あまり紙パックを増やしすぎないよう!各位にお願いいたします、ね。)
                (text:喜多常夫)
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