●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.15 ●▲■ 発行日:2002年11月19日(火) ■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■ 発行:喜多産業株式会社 http://www.kitasangyo.com ------------------< 目 次 >------------------ イントロ:三田発、「肝臓ハイシーズン」を迎える前に。 歴史:文禄3年、太閤秀吉が、利家邸にて。 自戒:「養生の為、当年中は杯2盃のほか用うべからず。」 ご紹介アイテム ●1▲ 新型「アート150びん」のアンケート ●2▲ 「アート300びん」 ●3▲ 新型「雫(SHIZKU)300びん」 ●4▲ PM-PPキャップと「環境にやさしい」ポリエステル塗装 ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ 全国の皆様こんにちは、お酒が楽しみの季節になりました。 大阪営業部の岩山 孝と申します。担当は灘の清酒メーカーさんの一部、 兵庫北部、中国5県です。不肖、大阪営業部の責任者を今年から拝命したので、 西日本は担当地区外も時々訪問すると思います。よろしくお願い致します。 自宅は、兵庫県三田市(さんだし)です。 関東では、みたと読むようですが、関西では、さんだと読みます。 大阪から北西にJRの快速で約1時間の住宅都市です。 1年365日、毎日日本酒を欠かした事が無い生活を送っていますが、 今秋の社内検診で要減酒と診断され「アルコールを控えて週1〜2日の休肝日を 設けるよう」とのご忠告。今日こそ休肝、と夜9:00に帰宅し 夕食のおかずを見て、結局お酒を止められない日々が続いています。 そこで、年末年始の「肝臓ハイシーズン」を迎える前に、 少し先人の知恵を拝借しようと書物をひもといてみました。 現代の清酒の原型は16世紀にはほぼ完成されたそうですが、 当時の実力者達は、酒をこよなく愛した様です。 文禄3年(1594年)太閤秀吉一行が、かの前田利家邸を訪問した際の宴会では、 無数の料理とともに酒が13献(!)も供されたそうです。 一献とは「もてなしの膳に杯・銚子を出して3杯すすめてから膳を下げる」 ことだそうで、大層な酒盛りだったことが想像できます。 武将だけでなく京の公家さんも酒愛好家だったようで、 前田邸の宴会には、5名の公家が参加していたとのこと。 贈物としても酒が喜ばれたらしく、5名の公家の一人、日野大納言輝資が、 賎ヶ岳七本槍の一人として知られる加藤嘉明に贈り物をしたときの、 加藤嘉明の自筆の礼状が残っています。 曰く、「貴札、殊に黒方棗(なつめ)一ケ、諸白二荷、白鳥一、送り下され、 辱く存じ奉り候。誠に御懇意の段、子細申し上げ候。(以下略)」。 文中の「諸白二荷」がお酒のことです。諸白とは、麹米・掛米とも精白米を 使った上質な酒のこと。一荷とは、運搬人が肩にかけた棒の両側に一斗ずつ、 つまり二斗のことで、それを二人分送ったわけです。 想像するだけでも、現代の我々より酒の飲み方は豪快だったはずで、 当然体を壊す人や、禁酒・節酒を試みる人もいたはずです。 禁酒・節酒に関して面白いものに、「堀秀治節酒誓詞」(大阪城天守閣蔵) というものがあります。越後春日山城主(30万石)の堀秀治が 慶長10年(1605年)に残した誓紙で、400年前の節酒チャレンジです。 「養生の為、酒の数相究(きめ)る事。当年中は、京盃(さかづき)を以て 一座に弐盃宛(づつ)の外一切之を用うべからず候。但し、他所他国より 客来るの剋(とき)は各(格)別たるべき者也。」 *( )は筆者。 この文章は、自分を律したものか、そうするよう奥方から強いられたのか、 はたまた家臣の飲酒を制限したものか、ハッキリとはしない様ですが、 いずれにしても「杯2盃にしておけ」ということですね。 先人の知恵に習って、私、岩山も自戒して、 「養生の為、当年中は杯2盃のほか用うべからず」でまいります。 なお、問題の効果ですが、この秀治の場合、件の誓紙にサインをして一年も 経たずに、31才でこの世を去ったそうです。節酒が守れなかったのが 原因かどうかは定かではないのですが、うむむむむ・・・・・。 サラリーマン生活23年目、身体はともかく気持ちは20歳代です。 日経新聞の「やさしい経済学」に、「会社より何が求められているか」 「自分は何が出来るか」「自分の好きな事は何か」と書かれていたことが、 心に突き刺さって、自問自答している毎日です。 ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ さて、前段文章が長くなりましたが、今号の「ご紹介アイテム」です。 ●▲■ご紹介アイテムその1:K2ディビジョン●▲■ 新型「アート150びん」のアンケート http://www.kitasangyo.com/News/art150_letter/art150_letter.html 最新号の「酒器研究」でもご紹介しましたが、 150mlの小容量の角型びん「アート150」を計画しています。 泡盛や焼酎、吟醸酒をターゲットとした壜です。 この資料はアンケート形式になっていますので、 ご興味のある方はぜひご返事をください。 プリントアウトして、ファクスで返信いただけると幸いです。 メールの場合は、文末の営業部アドレスまでお願いします。 ●▲■ご紹介アイテムその2:K2ディビジョン●▲■ 好評、「アート300びん」のご紹介 http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/art300.html 「アート150」の原型、好評の「アート300びん」です。清酒、 焼酎、泡盛、リキュールなど多くのジャンルでご好評をいただいています。 ●▲■ご紹介アイテムその3:K2ディビジョン●▲■ 新型「雫(SHIZKU)300びん」のご紹介 http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/SHIZKU.html カタログ写真中央の写真が新型の「雫(SHIZKU)300びん」です。 月桂冠のウェブサイト、「ムーンガーデン」 https://www.moongarden.net/moon/index.html 、での企画商品「:(コロン)」の壜としてご採用いただきました。 ありがとうございました。 ●▲■ご紹介アイテムその4:KKディビジョン●▲■ 環境にやさしい「PPキャップのポリエステル塗装」 http://www.kitasangyo.com/Products/Data/closure/PPCap_PE.html これは少し前のメルマガでもご紹介したアイテムですが、 反響が大きかったので再度のご紹介です。 アルミ製のPPキャップには印刷のほか内外面に塗料が塗ってあるのですが、 従来この塗料がビニール系やエポキシ系で、 低温燃焼させた場合にダイオキシンが発生するリスクや、 ビスフェノールAの溶出リスクがありえました。 当社では、少しでも安全性が高く環境負荷の少ない仕様に改善すべく、 内外面すべてをポリエステル系にしたPPキャップを製品化しています。 ご検討ください。 「PM-PPキャップ」 http://www.kitasangyo.com/Products/Data/closure/PMPPCap.html すべての塗装をポリエステル系に変更するのは、 ライナー入りPPキャップだけでなく、PM(ポリモールド)PPキャップ についても対応を進めています。よろしくお願いいたします。 (text:岩山 孝) |
●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ ●▲■ 紹介商品に関するお問い合わせは、営業部まで。 西日本担当:大阪営業部 tel.06-6731-0251 osaka@kitasangyo.com 東日本担当:東京営業部 tel.03-3851-5191 tokyo@kitasangyo.com __________________________ ●本メールがうまく表示されない場合 ●登録内容の変更や、 配信停止希望の場合 ●メルマガに関するご意見・ご要望など、 は、メールアドレス:info@kitasangyo.com まで 。 __________________________ このメルマガは、「ご登録いただいたお客様」、及び「当社営業担当 が選ばせていただいたお客様」に、お届けするサービスです。 ご要望があってもお届けできない場合がございます。また、 個人宛には配信いたしません。 このメールは発信専用のアドレスから送付しております。このアドレス に返信等をいただきましても回答できませんので、予めご了承いただき ますようお願いいたします。 __________________________ 記載された記事を許可なく転送・複製・転載することを禁じます。 Copyright 2002. Kita Sangyo Co., Ltd. All rights reserved. 喜多産業株式会社 ニューズレター担当:企画・開発グループ __________________________ |
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