●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.159 ●▲■
     発行日:2011年10月3日(月)
  ■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■

発行:きた産業株式会社 http://www.kitasangyo.com

 

------------------< 目 次 >------------------

●▲■ 韓国の酒類事情@2011 その2:マッコリ探訪 ●▲■ 

●▲■ マッコリ工場見学・最大手編+マイクロ醸造所編
  / 韓国・日本特性比較 / マッコリ輸出が清酒輸入を逆転

                  (text = 喜多常夫)

●▲●▲ご紹介情報:10月開店「うぇぶ・びん屋」●▲●▲

 

 

 

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●▲■「伝統酒逓減の法則」から抜け出した事例?●▲■

フランスのワイン、ドイツのビール、
英国のウイスキー、日本の清酒、
などの事例をみれば、
先進国には「伝統酒逓減の法則」がある事がわかる。

パーカピタ(一人当たり)飲酒量は、
おおざっぱにいってどれも「半世紀で半減」である。

どの酒もこの法則の呪縛から抜け出せず、
ホームマーケットでは企業集約がおこり、
グローバル戦略のビジネスモデルにならざるを得ない。

 

私見だが、世界中でこの法則を抜け出せたのは2つ、

   ■第1号:ベルギービール
    ■第2号:韓国マッコリ

ではないか。

ベルギーの伝統酒、ベルギービールは、
90年代に国内で見直され、
この20年は、世界的に市場が拡大している。
独特のニッチ&バラエティーが先進各国で認められている。

韓国の伝統酒、マッコリは、
80年代、90年代と極端に衰退したが
2008年ころから韓国国内で大ブームになっている。

  ●焼酎中心の飲酒文化から低アルコール化への流れ
   ●マッコリが健康にいい、という学会発表
   ●米100%マッコリへの回帰による品質向上
   ●政府主導の韓国食文化見直し運動

などが韓国国内ブームの要因と言われる。

さらに、
   ●2009年ころからの日本のマッコリ消費急増
が大きなインパクトで、
韓国のマッコリ生産はこの5年、大幅な増加である。

ただ、マッコリの場合、
フランスのワイン、ドイツのビールなどが
「自然減」であったのと事情が違って、

  ▲日本占領下、酒税法などで制限・抑圧されこと
   ▲戦後、食糧不足時代にマッコリへの米使用を禁止した
      (小麦粉などの原料にスイッチした)ことなど、
「外的要因による減少」だったという側面もあるのだが。

  ▲「貧しい者の酒、貧しい時代の酒」という認識
があった事も、80・90年代の減少要因であるが、それを、
「品質で克服して増加基調に結び付けた」のは、
日本の本格焼酎とも事情が似ている、といえると思う。

 

 

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  ●▲■ マッコリ「最大手工場」見学編 ●▲■

さて、前回に続き、韓国酒類業界視察ツアーのレポート。
今回は「マッコリ探訪」である。

予定では、見学先は「ジンロ」のマッコリ工場だったが、
急きょ変更になって、マッコリ生産量韓国1位の
「ソウル長寿株式会社」を見学した。
(商品名「長寿マッコリ」など。通称「ソウルマッコリ」)

ソウルから高速道路で南に1時間強。
鎮川(チンチョン)という場所に工場がある。

2010年竣工の最新鋭工場で、
建物も設備もいかにも新しい。
たぶん韓国最大規模のマッコリ工場である。

(注:「ソウル長寿株式会社」は「ソウル濁酒製造協会」傘下。
  この協会の元で、ソウル市内で他に7社(7製造場)が、
  同一銘柄の「長寿マッコリ」を作っているようだ。
  日本の戦前・戦後の清酒・焼酎業者の企業統合と同じく、
  韓国政府も各地のマッコリ業者の企業統合をしたそうだが、
  たぶん、そんな影響による構図だと思われる。)

 

以下、この写真資料を見ながら読んでいただくとわかりやすい。

●▲■アーカイブ資料「韓国マッコリ事情」(2ページ)
  http://www.kitasangyo.com/Archive/Data/Makgeolli.pdf

 

工場見学は屋外の「米受け入れサイロ」から始まるが、
その巨大さに驚く。

米は地下のチューブを通って、精米工程に。
精米は12%を磨くそう。
その後、蒸米、酒母、仕込み、醗酵、ろ過、割り水、
と各工程の部屋は効率的に設計されている。

マッコリも、どぶろくも、清酒も、
その製造の要(かなめ)は麹(こうじ)。

マッコリの「麦麹」の実物を見ることはできなかったが、
日本語の会社案内によれば、
協会傘下の「ソウル製麹」という別会社で作るようだ。

 (日本と菌種が違う朝鮮半島の「こうじ」は
   「麹」でなく「?」と書いて、使い分けていた。
   製造会社の社名も従来式では、「ソウル製麹」でなく
   「ソウル?子(きょくし)」か「ソウル曲子」だったはず。
   日本で通じやすいよう? あるいは常用漢字でないから?
   「?子」でなく「麹」と呼ぶよう変えたのだろうか。)

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ボトリングラインはPETボトル充填ラインで、
750mlと1リットルの兼用ライン。
(韓国のマッコリはほとんどPETボトル入り。
ガラス壜入りは見かけない。)

ソウルマッコリには、以下の3種がある。

  ■「殺菌あり」+「ガス添加」
   (耐圧PETボトル入り。常温保管可能で賞味期間1年)

  ■「殺菌無し」+「醗酵ガス解放キャップ」
   (通常PETボトル。要冷蔵で賞味期間10日)

  ■「殺菌無し」+「醗酵ガス密封・耐圧キャップ」
   (耐圧PETボトル入り。要冷蔵で賞味期間10日)

ちょうど見学時には、「殺菌あり」+「ガス添加」の
750mlPETボトルを製造していたが、
以下のような「2回低温殺菌(!)」が興味深かった。

   充填前の液で60℃程度の低温殺菌
    → インジェクションでガス添加
    → 充填・キャッピング
    → トンネルパストライザーで再度、低温殺菌

 

「殺菌あり」は賞味期間が長いのはいいのだが、
「殺菌無し」に比べて味が落ちるそう。

  「日本に「殺菌無し」マッコリを輸出したいが、
    賞味期間10日ではどうしても流通が困難。
    せめて12日になれば、と研究しているけれど、
    たった2日の延長が難しいのです。」

と言っていた。

一方、マッコリ生産2位の麹醇堂(クッスンダン)は、
日本向けに「消費期限2か月」の商品を出している。
ウェブサイトによれば、
「シャンパン発酵法を取り入れた発酵技術と、
特殊な密閉キャップで2か月を実現」したそうだ。

「賞味期限延長の研究」に関係して思い出すこと:
ソウル長寿株式会社を含め、
韓国で訪問した酒類メーカーはどこも、
「研究室」というか「品質管理や分析を行う部屋」が、
並はずれて立派であった。
標準的な日本の中堅の清酒・焼酎メーカーのそれの、
3〜4倍の面積、人数、設備を持っている印象を受けた。
研究開発は日本の十八番(オハコ)のはず。
日本も負けないようにしてほしい。

なお、ソウル長寿株式会社では、
350ml缶詰めラインも持っているが、
主にサントリー向けのようで、
こちらは詳しく説明してもらえなかった。
(LOTTE酒類を通じてサントリーに販売。
日本での商品名「ソウルマッコリ」)

「この工場では日本向け出荷が過半(!)」
「日本向けマッコリはレシピ(麹など)が異なる」
と言っていた。

 

 

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 ●▲■ 「マイクロ・マッコリ醸造所」見学編 ●▲■

 
ツアーの見学ではないのだが、夜の自由時間に、
ペ・サンミョン社(リキュール、マッコリなどの中堅)が
運営する「マイクロ・マッコリ醸造所」も見た。

昨年、機械を納入した関係で知り合った、
ペ・サンミョン社の研究部長さんに、
連れて行ってもらったもの。

場所はソウル市内南東部の繁華街のビルの1階。
広さは15坪くらいだろうか。

 

残念ながら夜なのですでに醸造所は閉まっていて、
全面ガラスの窓越しに設備を見るだけだが、
並んだ小ぶりの陶器製醗酵容器(または甕)が、
とてもシャレているし、アイキャッチになっている。

上が広がった独特のデザインの発酵容器。
外見のためのデザインでなく、
上の縁部に液体を流す二重構造のためのデザインで、
パテントもあるそうだが、
外観がとても魅力的である。

「八咫烏(やたがらす)」、「草(稲?)の芽」、「人間」など、
ちょっとキース・ヘリング風のイラストが
醗酵容器に描かれているのだが、
それもとても都会的でセンスがいい。

アメリカや日本の一般的マイクロ・ビール醸造所より
設備がアカぬけている、という印象。
(アーカイブ資料の写真参照)

 

このマイクロ・マッコリ醸造所の最大の特徴は
「米100%」。

通常、「米のマッコリ」と言っても、
オリゴ糖、アスパルテームなどを添加したものが多いが、
これはいわば「純米酒」。

 

そしてもう一つの特徴は「高価格(!)」。

マッコリの標準容器、750mlPETボトルで比較すると
通常のマッコリが
1,200〜1,400ウォンなのに対し、
ペ・サンミョンのマイクロ醸造所のマッコリは
2,000ウォンと非常に高い。
多分、この手の商品で一番高い。

「価格に見合う味」が認知されているのだろう、
ソウル市内で6か所も、
同形式のマイクロ醸造所を展開している。

店頭販売中心かと思いきや、
できたてのフレッシュなものを
近隣の料飲店、コンビニ、販売店に卸すのが中心だそうだ。

 

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ビールのマイクロブルワリーは今や世界中にある。

清酒でも、
  ■東京・お台場(黄桜)
  ■カナダ・バンクーバー
  ■カナダ・オンタリオ
  ■米・ミネアポリス
に「都会型マイクロ・サケ醸造所」ができている。

マッコリも然り。

私見だが、
「都会のマイクロ醸造所」は、
今後さらに増えるビジネスモデルであると思う。
酒類だけでなく、他の醗酵産業にも応用できる。

 

 

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  ●▲■ マッコリ:韓国・日本製品比較 ●▲■

韓国と日本のマッコリの特性を確認しておこう。

韓国国内販売の例:

 ●「ソウル長寿マッコリ」750mlPETボトル
   ロッテマート店頭価格:1,350ウォン
    (1ウォン=0.07円で換算すると、約95円)
   原材料名:白米(国内産)90%、イソマルト・オリゴ糖10%
   アルコール分:6%
   賞味期間:10度以下保存で10日間

日本国内販売の2例:

 ■「サントリー・ソウルマッコリ」350ml缶詰め
   ダイエー店頭価格:198円
   原材料名:米、米こうじ、小麦こうじ、糖類、酸味料、
    甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、
    炭酸ガス含有
   アルコール分:6%
   賞味期間:期間表示はないが10か月程度と推定
    (賞味期限をインクジェットで表示)
   輸入者:ロッテ酒類ジャパン株式会社

 ■「眞露マッコリ」1リットルPETボトル
   ダイエー店頭価格:568円なり
   原材料名:米、小麦粉、小麦麹、オリゴ糖、
    甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)
   アルコール分:6%
   賞味期間:期間表示はないが10か月程度と推定
    (賞味期限をインクジェットで表示)
   輸入業者:眞露ジャパン株式会社

 

偶々「甘味料の違い」が目につくが、
韓国でもアスパルテーム入りマッコリは多い。
(注:「L-フェニルアラニン化合物」は、
日本で「アスパルテーム」に続けて記載義務がある名称)

韓国の表示事例で「白米(国内産)」とあるが、
「輸入米」を使うマッコリも多いし、
「米と小麦粉を併用」も多い。

 

韓国と日本で違うところを整理すると、概ね以下のよう。

▲麹(こうじ):
   韓国では(書いてはいないが)「小麦麹」。
   日本向けは「米麹」併用のものもある。
▲賞味期間:
   韓国国内では「10度以下保存で10日間」が標準だが、
   サントリーや眞露などの日本向けは、
   殺菌したものなので常温で10カ月程度。

そしてなんといっても圧倒的に違うのは、、、

▲価格:
   日本は韓国の概ね数倍

韓国のワイン好きは
「韓国で売っている輸入ワインは先進国平均の3倍だ」
と言って嘆いているそうだが、
どっこい、日本は、この円高ウォン安でも、
「日本で売っているマッコリは韓国の3倍だ」
と言える。

もっとも、
韓国並みの価格で日本で売ってもらっても困ってしまうが。

 

 

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 ●▲■ 「マッコリの日本向け輸出」は、
         「清酒の韓国向け輸出」を逆転 ●▲■

 

韓国の新聞「中央日報」の、
日本語インターネット版の記事から3つ、転載する。
(わかりやすいよう、一部を省略や補筆)

■●「2010年、韓国内のマッコリ消費が急増」

 昨年マッコリ(濁酒)の消費が急増したことが分かった。
  出荷量は前年比58%増で、シェアも10%(注)を超えた。

 韓国・国税庁が18日に発表した「2010年酒類出荷動向」によると、
  酒市場全体に占めるシェアは12%(出荷量基準)にのぼった。

 マッコリのシェアが10%台になったのは
  1994年(10.3%)以来16年ぶり。
        (「中央日報」2011年07月19日の記事)

(注)韓国では酒類消費量を統計上「シェア」として公表している。
    別資料でマッコリの韓国国内のシェアを調べると以下の如し。
    1986年:37.1%
    1990年:22.4%
    1994年:10.3%
    1995年〜2009年:10%未満の低迷期。最低は3%程度。
    2010年:12%に復活

   25年前、1986年の「マッコリ37.1%」は、
    「ビールの33.9%」、「焼酎の26.7%」より多く、
    当時はまさにマッコリが国民酒だったことが判る。
    1987年にビールがマッコリを追い抜き、
    1989年に焼酎がマッコリを追い抜いた。

 

■●「2010年、日本へのマッコリ輸出が日本酒の輸入を上回る」

 マッコリ輸出も大きく増えた。
  昨年は1万9,407キロリットルを輸出し、
  前年(6,978キロリットル)比で178%増えた。
 
  これはマッコリ輸出の80%以上を占める日本への輸出が
  同じ期間に200%以上増えからだ。

 特に、日本へのマッコリ輸出額(1,559万ドル)が
  初めて日本酒の輸入額(1,369万ドル)を上回った。

 韓国・関税庁によると、昨年、日本に輸出されたマッコリは
  前年比188.6%増の1,559万ドル(1万5,556トン)で、
  過去最高となった。

 一方、韓国の日本酒輸入は
  前年比43.1%増の1,369万ドル(3,147トン)だった。

 関税庁の関係者は
  「これまで日本酒輸入がマッコリの対日輸出をずっと上回っていた。
  マッコリ輸出が日本酒輸入を上回ったのは昨年が初めて」と述べた。
        (「中央日報」2011年07月19日の記事)

 

■●「2011年も急成長が継続
      1〜7月のマッコリ海外輸出額、前年比206%増加」

 韓国で「マッコリ熱風」が続く中、
  海外でもマッコリ人気が急上昇し、
  今年に入りマッコリ輸出が爆発的に増加している。

 韓国・農林水産食品部によれば今年に入り7月まで
  マッコリ輸出は2万7,390トン、3,326万7,000ドルで、
  昨年の同期間の1万1,521トン、1,087万9,000ドルより
  物量で137.8%、金額で205.8%も増えた。

 今年7月までのマッコリ輸出量と輸出額は
  すでに昨年1年間に輸出した
  1万9,415トン、1,909万5,000ドルを大きく上回った。
        (「中央日報」2011年08月10日の記事)

 

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      ●▲■ マッコリ居酒屋にて ●▲■

ハングル文字が判読できない弱みで、
分かりにくいことはあるが、
ソウル市内を歩くと「日式居酒屋」に比べて、
「マッコリ居酒屋」のほうが少ないような気がする。

しかし、近年のマッコリ人気で、
「マッコリ居酒屋」は随分増えたそうだ。

前出のペ・サンミョンの研究部長さんに、
「マッコリ専門居酒屋」に連れて行ってもらった。

客層は、上品な感じのビジネスマンや若いカップルで、
皆さん静かに飲んでいる。都会的雰囲気の店。

 

「ハウスマッコリ」(ボウル状の陶器で出てくる)のほか、
何社ものPETボトル入りのマッコリが飲める。

試みに何種類かマッコリを飲んだが、
全般に日本で売っている製品よりスッキリ感があるのが気に入った。

前掲のペ・サンミョンのマイクロ・マッコリ醸造所の製品も飲んだが、
裏返して見ると、なんと昨日の製造日付(!)だった。

究極のフレッシュローテーションであるなあ、
と感心するとともに、
殺菌無しの出来立ての美味しさを実体験した。

 

ソウルに行けば一度は
「マッコリ居酒屋」を試すことをお勧めします。
チヂミ、チゲなど、本場の韓国料理とのマッチングは
韓国焼酎(焼酒)より、マッコリのほうが良いと感じました。

 

 

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 ●▲■ (おまけ)ソウルの地下鉄にて:
         北朝鮮の脅威が身近であること ●▲■

ソウルの地下鉄2号線に乗ったときの体験。
列車の車内でこんなビデオ画像を流しているのに驚いた。

 「地下鉄の出入り口が爆破されるシーン」
  「列車内で火炎瓶を投げるシーン」
  「ホームに毒ガスが充満するシーン」

 

子供には見せたくないリアルさだったが、
乗客のソウル市民はなれた様子。

乗車時間は20分ほどだったが、
その間ずっと繰り返し流していた。

ビデオの目的は、そのような事態が起こったら、
ソウル市民はどのように対応すべきか、
駅構内備え付けの防毒マスクのつけ方や、
姿勢を引くして地下鉄の階段を順序よく逃げる事など、
テロに備えた広報活動。
(明らかに北朝鮮を意識したものだと思う)

 

ソウルの戦争記念館に立ち寄ってみたのだが、
「朝鮮戦争の悲惨さ」の展示もさることながらむしろ、
「戦後もいかに北朝鮮の脅威が続いているか」を訴えていた。

戦争記念館のエントランスには、
去年の韓国軍の軍艦沈没の際、
引き上げられた魚雷のスクリュー(北朝鮮のものと推定)
を展示してあったのも象徴的。

これほどまでにテロや戦争の脅威が身近であることは、
隣の国に住みながら、ついぞ知らなかった。

 

                  (text=喜多常夫)

(「韓国の酒類事情@2011」は、さらに続く)

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 この度、インテーネット・ショップを開店しました!

●▲●▲ご紹介情報:10月開店「うぇぶ・びん屋」●▲●▲

    http://web-binya.online-store.jp

    当社オリジナルのガラスびんは、
      1〜2ケース単位のお引き合い、
酒類業界以外からのお引き合いを、多く頂戴します。

 お気軽に1ケース単位でご注文していただけるよう、
9月27日から「うぇぶ・びん屋」を開業いたしました。

    どうぞ、のぞいて見てください。

 

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