●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.228 ●▲■
発行日:2017年3月27日(月)
■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■
発行:きた産業株式会社 http://www.kitasangyo.com
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●▲■ 人生最後に飲みたいお酒?
●▲■ 子供が成人したとき一緒に飲みたいお酒??
<<日本人144人、外国人74人に聞きました>>
text = シーナ・エミリ
ご紹介情報●1▲ 海外パートナー紹介・ガラスびん「Verallia」
ご紹介情報●2▲ 海外パートナー紹介・ワイン醸造機器「DIEMME」
ご紹介情報●3▲ 海外パートナー紹介・キャッパー「ZALKIN」
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「もう死にそう。はやくデザートを持っておいで」
ベッドでの最後の豪華な食事の後、そう言って絶命した、
大食漢でエピキュリアンの王女様がいたそうです。
「失楽園」(渡辺淳一の恋愛小説)のラストシーンでは、
愛し合う二人は「シャトー・マルゴー」を飲んで心中しました。
死ぬまぎわ、最期に口にしたいものは、
甘いデザートも捨てがたいけれど、
私ならボルドーのワインを選びそう。。。
「最後(最期)に飲むべきお酒は何か」
業界関係者にとって興味深いテーマですね。
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3月7日(火)~10日(金)、
幕張メッセで行われたFOODEX展示会に出展しました。
きた産業は毎年恒例で、
FOODEX会場でアンケートをおこなっています。
今年は、
「お酒の各種パッケージについての嗜好」
「ウイスキー、ビールなどの原産国によるプレミアム感」
などについて、アンケートを実施。
その結果は、いずれご報告しますが、
アンケートの最後に、意外な質問を追加しておきました。
設問A「自分の子供が成人したとき、一緒に飲みたいお酒は?」
設問B「自分の人生の、最後に飲みたいお酒は??」
の2問について、
■ワイン
■ウイスキー
■ビール
■焼酎・泡盛
■清酒
■該当なし(人生最後に酒なんか飲みたくない!)
の6つから選んでください、という設問です。
(※すいません、RTD、梅酒などは選択肢から割愛)
今回のメルマガは、その集計結果をご紹介します。
回答してくれたのは
日本人 144人(男性86人+女性58人)
外国人 74人(男性38人+女性36人)
なお、外国人は、
ヨーロッパと南北アメリカの人が大多数で
アジアの人は少数派でした。
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まず、設問Aの
●▲■「自分の子供が成人したとき、一緒に飲みたいお酒は?」
の集計結果:
日本人
1位:清酒(サケ) 36%(52人)
2位:ビール 30%(43人)
3位:ワイン 23%(33人)
4位:ウイスキー 5%( 7人)
5位:焼酎・泡盛 4%( 6人)
6位:該当なし 2%( 3人)
外国人
1位:ワイン 54%(40人)
2位:Sake(清酒) 20%(15人)
3位:ビール 19%(14人)
4位:焼酎・泡盛 4%( 3人)
5位:ウイスキー 3%( 2人)
6位:該当なし 0%( 0人)
競馬予想風に言えば、
私は、
「日本人レースは、本命はワイン、対抗がビール」
だろうと考えたのですが、
「大穴の清酒」がブッチギリ1位。
「清酒のポテンシャルは予想以上に高い」と感じました。
当社ブースには清酒関係のお客様が多くいらっしゃいましたが、
アンケートの回答者のほとんどは、清酒関係以外の一般来場者。
清酒の国内需要は逓減傾向ですが、回復する日が近いのかもしれません。
外国人は、ワインが1位というのは予想通り、まあそうですよね。
けれど、2位がSake(清酒)というのは驚き。
当社の展示がSake(清酒)中心だったので、
リップサービス的バイアスがあった可能性もありますが、
展示会に来る食品産業関係の外国人は、
日本食文化に興味を持つ人が多い影響ではないでしょうか。
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そして、最も興味のある設問B、
●▲■「自分の人生の、最後に飲みたいお酒は??」
の集計結果:
日本人
1位:清酒(サケ) 45%(65人)
2位:ビール 23%(33人)
3位:ワイン 22%(31人)
4位:ウイスキー 4%( 6人)
4位:焼酎・泡盛 4%( 6人)
6位:該当なし 2%( 3人)
外国人
1位:ワイン 55%(41人)
2位:Sake(清酒) 19%(14人)
3位:ビール 8%( 6人)
3位:焼酎・泡盛 8%( 6人)
5位:ウイスキー 6%( 4人)
6位:該当なし 4%( 3人)
1位(日本人は清酒、外国人はワイン)への集中度が増えていますが、
順位は設問Aと全く同じ。
清酒は、日本人の1位、外国人の2位。
「清酒のポテンシャルは予想以上に高い」を再確認。
これが、今回の<アンケートの分析結果・その1>です。
回答してくれた人の
<平均年齢><最も飲むお酒><その平均飲酒頻度>は:
日本人男性86人:<44.9歳><ビール><週2.6回>
日本人女性58人:<39.8歳><ビール><週2.1回>
外国人男性38人:<40.3歳><ビール><週2.2回>
外国人女性36人:<36.0歳><ワイン><週1.3回>
と、実際は圧倒的にビール派が多いのですが、
「成人したわが子と飲みたい」「人生最後に飲みたい」のは
清酒やワインとなるわけですね。
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いま、世界では、
ウイスキーやウオッカなどの蒸留酒が伸びているそうですが、
今回の設問に対しては、
清酒・ワイン・ビールなど醸造酒が上位でした。
ただ実は、、、
「自分の人生の、最後に飲みたいお酒は??」の質問のあと、
「あと、もう1種類飲めるとしたら??」
という設問を入れました。
数字は省きますが、これは
外国人ではウイスキーの比率、
日本字ではウイスキーと焼酎・泡盛の比率がぐっと高くなりました。
「まずは良い醸造酒、でも、良い蒸留酒も飲みたい」
というのが、世界共通のお酒の嗜好構造なのでしょう。
これが、今回の<アンケートの分析結果・その2>でした。
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アンケートに答えてもらった方の多くが、
「自分の人生の、最後に飲みたいお酒は」
という質問は、健康状態で飲む姿を考えたと思います。
でも、想像力豊かな人は、ひょっとしたら、
人生の「最後」(ラスト)は、「最期」(死に際)だから、
ベットで寝ている自分がいて、看取ってもらう人から、
お酒を口に含ませてもらっている光景を考えたかもしれません。
その場合はどんなお酒がいいか、
また結果は違うかもしれませんね。
いずれにせよ、後悔しないように、
「お酒は早めに飲んでおくのがいい」ですね。
これが、<アンケートの分析(または教訓)・その3>でした。
text = シーナ・エミリ
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さて、情報紹介。
今回は、海外サイトをご紹介します。
●▲■ ご紹介情報 その1:海外パートナー紹介 ●▲■
ガラスびん「Verallia」の製品カタログ
https://fr.verallia.com/en/catalogue
フランスの「ヴェラリア」(旧社名「サンゴバン」)は、
世界のガラスびん製造、世界3位。
ワインびんでは、O-I(オウエンス・イリノイ)社とならぶトップシェア。
当社では、ヴェラリアのびんを定期的にコンテナ単位で輸入。
お客様には1パレット単位でデリバリーいたします。
ワインびんのほか、清酒や焼酎にもご採用いただいています。
上記サイトで、お好みのガラスびんを見つけてください。
●▲■ ご紹介情報 その2:海外パートナー紹介 ●▲■
ワイン醸造機器「DIEMME」
http://www.diemme-enologia.com/en/
イタリアの「ディエメ」は、
ワインの除梗破砕機やメンブランプレスで、
バスラン・ブーハー社と並ぶ、世界トップブランド。
山梨、長野、山形など主要産地はもちろん、
北海道から九州まで、多くの納入実績があります。
Productsのタグで、最新機器の情報をご覧ください。
●▲■ ご紹介情報 その3:海外パートナー紹介 ●▲■
キャッパー「ZALKIN」
http://www.zalkin.fr/en/news-zalkin
フランスの「ザルキン」は、
キャッピングマシンの世界トップブランド。
当社はザルキンの日本エージェントとして、
キャッパーの販売はもちろん、
既存機器の技術サービス体制も整えています。
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http://www.kitasangyo.com/Archive/mlmg/BN_top.html
2002年5月の創刊以来のバックナンバーを収録しています。
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http://blog.goo.ne.jp/kita-slow_blog/
2006年4月の以来、きた産業のトピックスを写真で収録。
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