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●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.29 ●▲■
    発行日:2003 年7月14日(月)
■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■
発行:喜多産業株式会社 http://www.kitasangyo.com
------------------< 目 次 >------------------
●▲■CS(顧客満足)改善担当、業界では結構有名!か?

ご紹介アイテム●1▲ リフレッシュプログラム3連発
ご紹介アイテム●2▲ 醸造所にお勧めする殺菌剤プログラム
ご紹介アイテム●3▲ 「助さん」リフレッシュプログラム
ご紹介アイテム●4▲ 院内感染予防に「サニ・マットライザー」

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皆様こんにちは、ルーツ機械研究所の角谷(かくたに)です。
初対面の方に『すみや』『かどや』・・・とは読まれても、
『かくたに』と読んでもらった事がないもので・・・。

趣味はウィンドサーフィン、大阪府在住、独身です。
喜多産業に入社して8年ほど製造技術や生産管理の仕事をしていました。
ところが1995年、時おりしも地ビール解禁前夜、
ルーツ機械研究所を設立することになり、
その設立スタッフとして私に白羽の矢(?)が立ちました。

あれからもう8年、、、
これからは喜多産業で働いていた期間より長くなって行くのですね〜。

ルーツ機械研究所では現在、主に制御関係を担当しています。

最近は地ビール・お酒向け定番機、ビアフロイント、モノトロン・・・
(いずれも当社の半自動または低速自動の充填機)よりも、
お客様依頼のカスタムメイド機や特注機の仕事が多くなりました。
酒造メーカーさんの充填ラインやキャッピング設備の新設や改造、
また、大手飲料メーカーの研究所向けの缶詰機などです。

その都度、設計から始めるため納期やコストがかかり、
一方、価格はたいへん厳しいので経営上「おいしい」とは言えません。
しかし、新しい課題にチャレンジする事に大きなやりがいを感じております。
皆様からの作製依頼、特に難しい仕事、を心からお待ちしております。

社内での機械作製以外の、私のもう一つの大事な仕事は、
お客様のところへ出張して、
機械の据付、試運転やオーバーホール、修理等をすることです。

社内では『CS(顧客満足)改善担当』の肩書きもありまして、
お客様と接する事を大事にしていますし、やりがいを感じています。

特に地ビールでは、この8年間で日本全国200社くらい訪問している、
と思いますので、私も業界では結構有名人かも!?

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最近、調整・修理等でお客様に行くと必ず思うことがあります。それは、
『もっと早くオーバーホールをしていれば・・・』。

私もそろそろ健康診断の結果が気になる年頃になってきましたが、
機械も私たちの身体と同じで、日頃のケアと定期健診が大切です。
放置しているといつの間にか「老化」が進み、筋力の衰えや関節の痛み、
さらに血管の詰まりや心肺・肝機能の低下が起こり、
場合によっては取り返しのつかないことになりかねません。

実際、大修理が必要となったケースでも、
オーバーホールさえしていれば起こらなかったであろう故障がほとんどです。

不意の故障を防ぎ、安定した品質の製品をお造りいただくために、
当社の機械にはリフレッシュ(オーバーホール)プログラムを用意しています。

以下は代表的プログラム、ぜひご活用ください。

●▲■ ご紹介アイテムその1:ROOTSディビジョン ●▲■
BF(ビアフロイント)リフレッシュプログラムロ
http://www.kitasangyo.com/Data/Refresh-PRG/BeerFreund-RF.html

モノトロン・リフレッシュプログラム
http://www.kitasangyo.com/Data/Refresh-PRG/MonoTron33-RF.html

2+1フィラー・リフレッシュプログラム
http://www.kitasangyo.com/Data/Refresh-PRG/2+1-RF.html

いつまでも若々しく健康で、とはみんなが思うこと。
適度な運動と日頃のケアが大切とわかっていてもなかなか実行できません。
私自身もこの8年間で全国各地の美酒・美食を楽しんだせいか、
体型がだいぶ変わって体重は、ああ90kg・・・。(;_;)反省。

機械の場合も、まめなメンテナンスは面倒なものですが、
定期的にオーバーホールして部品交換さえすれば、
人間の体と違って比較的簡単に若さと健康を保つことができます。

ぜひ、年度予算で設備のリフレッシュ費用を計上してください!

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機械自体が故障しているわけではないけれども、オーバーホールによって
予想もしていなかった問題点を発見できることもあります。

例えば、ある地ビールメーカーさんでビールの配管を交換しようとしたところ、
ホース内面に藻のような物がこびり付いているのを発見。
充分な洗浄、殺菌をちゃんと行っていた、とのことですが、
そこでは洗浄・殺菌に井戸水を使用していて、
また特定の殺菌液をずっと使用していたそうです。

抗生物質の使いすぎでおこる院内感染症のように、
1種類の殺菌液を使い続けると菌の方が慣れてしまいますし、
特に井戸水ではそのPH特性などによっても殺菌能力が影響を受けます。
2種類以上の殺菌液を3ヶ月周期くらいで変更して使用するようにして下さい。

●▲■ ご紹介アイテムその2:K2ディビジョン ●▲■

醸造所にお勧めする殺菌剤・洗浄剤
http://www.kitasangyo.com/Data/Senjyozai/Senjyozai.html

地ビール醸造所での洗浄・殺菌プログラム例
http://www.kitasangyo.com/Data/Senjyozai/For-Ji-Beer-Brewery.html

あと、エアコンプレッサーは大丈夫でしょうか?
あるお客様より機械の動きが悪くなったと連絡があり、
話を聞いてみると、原因はどうやらエアコンプレッサー。

ブルワリー設立以来メンテナンスをしておらず、
コンプレッサーの動きが悪くなり結果的に機械の動きが悪くなっていたようで
す。
日本は湿気が多いので、
ドライヤーのないコンプレッサーでは水が溜まったりエア量が不足したりして、
そのエアで駆動する機械に慢性的にダメージを与えます。

エア駆動式の機械にとって、コンプレッサーはいわば心臓。
見落としがちですが、重要なチェックポイントです。
エアコンプレッサーの使用・メンテに関してもどうぞお気軽にご相談ください。
以下は、当社で多く販売しているコベルコ小型コンプレッサーのプログラム。

●▲■ ご紹介アイテムその3:ROOTSディビジョン ●▲■

「助さん」リフレッシュプログラム
http://www.kitasangyo.com/Data/Refresh-PRG/Sukesan-RF.html

なお地ビール醸造所で麦汁のエアレーションに、
コンプレッサーエアを吹き込んでいる方を見かけます。
潤滑油入りの水が入るリスクがありますので、慎重に!
各種エアフィルターも取り扱っていますので、ご相談ください。

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さて最後に、お酒やビールに関係ない製品をご紹介します。
病院向けの、ベッドマット消臭・除菌・乾燥装置です。

●▲■ ご紹介アイテムその4:KKディビジョン ●▲■

院内感染予防に朗報「サニ・マットライザー」
http://www.kitasangyo.com/Data/Sani-Matrizer/Sani-Matrizer.html


この機械の開発・実験には私が中心的に関わったのですが、
随分苦労いたしました。

全国の病院で利用される日を願っています。
なおルーツ機械研究所は、
医療用具製造業の認可(29BZ6002)を受けております。

(text:角谷喜靖)

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西日本担当:大阪営業部 
tel.06-6731-0251 mailto:osaka@kitasangyo.com

東日本担当:東京営業部 
tel.03-3851-5191 mailto:tokyo@kitasangyo.com

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