●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.37 ●▲■
    発行日:2004年 1月17日(土)
 ■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■
発行:喜多産業株式会社 http://www.kitasangyo.com

------------------< 目 次 >------------------
●▲■ ミラノからブゥオンジョルノ(二度目)
●▲■ ニッポン・トリビア:「消費者金融」の怪
●▲■ ニッポン・トリビア:「日本人44%、白人0%」の怪

ご紹介アイテム●1▲(参考資料)「ガソリンスタンド式量り売り」
ご紹介アイテム●2▲「10リットルグラスバルーン」
ご紹介アイテム●3▲清酒・焼酎・泡盛に!「アート150」びん
ご紹介アイテム●4▲アナログとデジタル、測定機器2種

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ミラノからブゥオンジョルノ。メルマガ二度目のシーナ・エミリです。

この原稿は1月17日、阪神大震災の起こった日に配信される予定。

9年前の大震災のあの日の朝、私は西宮市におりました。
その瞬間のあまりの衝撃に「大型ダンプが家にぶつかったに違いない」
とベッドを飛び起きたことを、よく覚えています。

町中の建物が倒壊してたくさんの人が生き埋めになった恐怖の光景、
その後何日も電気、ガス、水道、下水、電話、電車、高速道路、、、
などなどのインフラが使えなかった大変な苦労を思い出します。

改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

余談ですが、ここ北イタリアでも昨年夏に大停電があり、
世紀の「大熱波」の最中(さなか)で町中が狂気と大混乱。
再度インフラがいかに大事かを思い知らされました。
(フランスから買っている電気が止まった。
イタリアは国民投票で原発を廃止して以来電力輸入している。)

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さて近々、きた産業のPR誌「酒うつわ研究」が発行されますが、
昨年夏前からミラノに里帰りしている関係で、
残念、私のコラム「シーナズ・ウォッチング」はお休みです。
が、次の資料は掲載予定。メルマガ読者に先に公開です。

●▲■ ご紹介アイテムその1:参考情報 ●▲■
(参考資料)「イタリアの量り売り、ガソリンスタンド風」
http://www.kitasangyo.com/Archive/Data/hakariuri_italia.htm

私が「イタリアではガソリンみたいなワイン量り売りがある」と話したら、
「想像つかないなあ〜、一度写真とってきて」、
とボス(喜多さん)から言われていた宿題。
昨年暮、亭主とピエモンテにワイン買出しに行った時の写真です。

「量り売り」は大きくはないマーケットではありますが、
ニッチェ&スペシャルのマーケット。
フランスでもイタリアでもドイツでも、
皆さんいろいろと工夫を凝らして商売をしています。

「量り売り」は日本でも注目されていますね。
きた産業も「量り売りシステム」に力を入れています。よろしく。

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前回、私はイタリア・トリビア「コンビニは一軒もない」を書きました。

昨秋、少しだけ日本に帰ったのですが、
今回は久しぶりに日本を見た印象「ニッポン・トリビア」2題を書きます。

●▲■ ニッポン・トリビア(1):消費者金融のTVコマーシャル(の多さ)

事情を知らないガイジンには、さっぱりわからないテレビCM。
子犬を見て涙ぐむ、ダンサーが踊りまくる、ティッシュを配る女性、、、
それも、コマーシャルの頻度がすごい。

昨年末の日経新聞に「過去3年間の日本の累積納税ベスト20企業」
という記事がありました。
1位:トヨタ、2位:武田薬品、3位:東京電力、、、フムフム。

で、そのあと、、、4位:武富士! 5位:アコム!
ベスト20企業のうち、なんと4つ!が消費者金融。
因み(ちなみ)に大手銀行は1つも入っていない。

へぇぇぇーーーー、へぇー、へぇー、「96へぇ」!?
(一部の人にしかうけない表現でゴメンナサイ。(^_-)

銀行とは別次元の高金利、というのもわかりにくいですが、
「サラ金地獄」(-_-;)という社会問題を伴いながらも
厳然たる日本の基幹産業、というのはトリビアです。


●▲■ ニッポン・トリビア(2):お酒を飲めない人(が多い理由)

日本のお友達と食事をするとき、
「お酒、飲めません」「飲むと気分が悪くなる」という方がいる。
男女にかかわらず、まったく飲まない人によく出会います。

イタリアでは、飲んだくれの赤ら顔おじさんはいても、
一口飲んで、顔が真っ赤になったり気分が悪くなるなんて、聞かない。
宗教的理由や健康的理由で飲まない人はいますが、
レストランに行って食事をするとき、普通は誰でもワインを飲む。

なんで日本人はそんなにアルコールが飲めないの?
ずっと疑問に思っていた、この理由がある資料を見て氷解しました。

日本人=44%、
中国人=41%、フィリピン人=13%、タイ人=10%、
アメリカインディアン=0〜4%
トルコ人=0%、ヨーロッパ系白人=0%、アフリカ系黒人=0%
(某大手ビール会社のPR資料より)

何の数字かわかりますか?

人口に占める「ALDH2低活性&不活性型」の割合だそうです。

お酒を飲むと肝臓でALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)
が働いてアルコールが分解されるそう。
ALDHの一種、ALDH2という酵素が、
モンゴロイドには弱いか欠けている人(低活性&不活性型)が多い、
一方、黒人・白人は低活性&不活性型が皆無、ゼロ、ということ。

はるか昔、人類が3大人種(黒人、白人、黄色人種)に分かれた後、
黄色人種(モンゴロイド)にALDH2酵素がない人が突然変異的に出現し、
時代を経るにしたがってモンゴロイドにはお酒が弱い人が増えていった。

しかも、上の数字を見る限り、
嗚呼、日本人が世界で一番お酒が飲めない!ではないですか。
そういう理由があったのか!

アルコール飲料業界の皆さんには常識でしたか? でも私には、
へぇぇぇー、へぇー、「個人的79へぇ」でした!? (>~_~<)


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さて当社の商品のご紹介です。

●▲■ ご紹介アイテムその2:K2ディビジョン ●▲■ 
量り売りに「10リットルグラスバルーン」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/balloon.html

清酒、焼酎、泡盛、ワイン、などなど
いろいろな酒類でご使用いただいています。在庫も持っています。


●▲■ ご紹介アイテムその3:K2ディビジョン ●▲■
清酒・焼酎・泡盛に!「アート150」びん
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/art150.htm

小容量のプレミアム製品を念頭に製作したガラスびんです。
150mlはこ注目の容量。ご照会ください。


●▲■ ご紹介アイテムその4:ROOTSディビジョン ●▲■
アナログとデジタルの醸造現場の測定機器二種類をご紹介します。

「サッカロメーター(浮標式糖度計)」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/Spund.htm

ビールやワインの造り手が糖度を「体感」できる器具。
デジタルにはない良さがあります。

ザームの「デジタル式エアテスターとピアーシングデバイス」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/gas_tester/ZN_14000.htm

こちらはハイテク。ビールなどのガスボリューム管理に便利。
営業担当にご照会ください。

ではまた! チャオチャオ!! (text:Sienna K. Emiri)
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