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●▲■ サントリーウィスキー山崎蒸留所見学記 ●▲■
「日本の味」、アイラの「海草っぽい味」を知る。
ご紹介アイテム●1▲「パッケージの新しい価値を開発」
ご紹介アイテム●2▲テクニカルレポート「ポンプの比較資料」
ご紹介アイテム●3▲ビールの泡の安定に「窒素・炭酸ガス混合機」
ご紹介アイテム●4▲「Zahm & Nagelの測定機器一覧」
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こんにちは。アメリカWA州シアトルのゲリーです。
マリナーズのイチロー選手、シアトルではすごい人気です。
私も先日「マリナーズし」(球場名物テイクアウト寿司)と「日本酒」
で観戦して、大いに盛り上がってきました。
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4月中旬からゴールデンウィークにかけて日本に出張しました。
日本のゴールデンウィークのよさは、
季節の活力を得て山が新緑に変わる、まさにその時期であることですね。
日本の新緑は本当に美しい。心洗われます。
個人的に、日本からアメリカに一番持って帰りたいもの、
それは「ゴールデンウィーク」と「新緑」です。
(アメリカも学生には春休みがあるが、3月とかで時期が悪い)
さて今回は、日本滞在中にサントリー山崎蒸留所を見学した話。
ある日曜日に思い立って、一般客に混じっての見学でした。
実に12基(!)のポットスチル(ウィスキー単式蒸留器)が並ぶ。
ポットスチルを見るのは初めてだし、泡立つ木製醗酵槽といい、
樽貯蔵庫の深閑とした雰囲気といい、私は大いに感動しました。
(蒸留所裏山の新緑の美しさも感動を増幅。いい時期に訪問できました。)
スコットランド、その前をたどればアイルランドの産物たる
モルトウィスキーの、
こうまで本格的な設備が地球の裏の日本に存在して、
しかも戦前から始めて、80年以上という。
創業時の鳥居さん、竹鶴さんの情熱はいかばかりだったか!
私の想像を絶します。
日本以外の国ではとてもありえないでしょうね。
(我がバーボンやカナディアンはポットスチルでなく連続蒸留)
自社で「クーパリッジ(樽工場)」を持っていると聞いてびっくり。
「ピート」をイギリスから持ってくる、というのにも驚いた。
すごい輸送費だろう、北海道あたりで取れないものか、
といらぬ心配もしたが、よくぞコダワルものだと感心。
(ピート:泥炭。麦芽を乾燥させるとき焚き込んで香りをつける。)
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さて、あらゆる醸造所・蒸留所見学の万国共通のお楽しみは、
もちろん最後の試飲にこそある。
山崎蒸留所では、自社のシングルモルトはもちろん、
めったにお目にかかれないスコットランドのシングルモルトも
取り揃えてあって、有料で試飲できる。
このときいくつかの種類を飲んで、
私は初めてシングルモルトの味わいの差を体験しました。
各種のスコッチモルトにはそれぞれの明確な特徴がある。
それを知って再び山崎のシングルモルトを飲むと、
なるほど独自の深い味わい、いわば「日本の味」があるのだと知った。
アルコール飲料産業(ワインですが)に身を置きながら
いままでウィスキーの味を気にしたことがありませんでしたが、
山崎蒸留所見学で初めてモルトの味の差に覚醒しました。
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覚醒した私はその後の日本滞在日数で、
大阪や神戸のバーでいろいろシングルモルトを飲み比べ、
アイラウィスキーの「海草っぽい味」というのも体感しました。
(アイラ島:スコッチの有名産地。いくつか蒸留所がある。ピートも産出)
業界人が、海草っぽい味:seaweed、seaweedy notesと表現する
とは聞いていたが、ナルホドこれか。
そのほか、medicinal:薬っぽい、iodine:ヨードっぽいともいうが、
いまやなんだかそれもわかる気がする。
私の知人(アメリカ人)で、初めて日本を訪問した印象について、
不遜にも開口一番、
「seaweed、raw fish、raw egg(海草、生魚、生卵)ああ、まいった」
と、のたもうた者がおりましたが、
日本訪問で日本seaweedならぬアイラseaweedを知るとは!摩訶不思議。
シングルモルトに覚醒するとは、思ってもいない今回の日本訪問でした。
シアトルへの手土産は、いつもの日本酒4本のほかに、
山崎ほか日本のシングルモルト4本を大事に抱えて帰りました。
次は是非、余市や軽井沢などにも行ってみたいと思います。
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さて商品のご紹介です。
●▲■ ご紹介アイテムその1:K2ディビジョン ●▲■
ガラスびん「パッケージの新しい価値を開発」(K2/2004年版CM)
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/CM_K2_04.htm
喜多産業のガラスびん・イメージ広告です。
清酒、焼酎、ワイン、ビール、、、びんのことなら何でもご照会ください。
●▲■ ご紹介アイテムその2:ROOTSディビジョン ●▲■
テクニカルレポート「ポンプの比較資料」(ed.03)
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/Pump_chart.htm
主にワイナリーでのポンプ選択の参考に作成した資料です。
用途に合った各種のポンプをご提案します。下記もご参考に。
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/Rotho_Pump.html
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/TCW_RPD.htm
●▲■ ご紹介アイテムその3:ROOTSディビジョン ●▲■
ビールの泡の安定に「窒素・炭酸ガス混合機」(ed.04)
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/gas/Gas_Blender.html
窒素ガスを利用することで泡もちなどの特性を改善するほか、
樽から取れるビールの回収率が改善されます。
炭酸ガスの使用量を削減するので、環境にやさしい器具です。
●▲■ ご紹介アイテムその4:ROOTSディビジョン ●▲■
「Zahm & Nagelの測定機器一覧」(ed.02)
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/gas/ZN_airtester.html
ビール業界、炭酸飲料業界のスタンダード測定機器、
ツァームのエアテスターやピアーシングデバイスの一覧です。
スペアパーツも在庫していますので、ご相談ください。
(text:Gerry Melliwol)
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http://www.kitasangyo.com/Archive/mlmg/BN_top.html
2002年5月の創刊以来のバックナンバーを収録しています。
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