●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.58 ●▲■
    発行日:2005年 4月4日(月)
 ■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■
発行:喜多産業株式会社 http://www.kitasangyo.com

--------<個人情報保護に関する当社の管理>--------

4月から「個人情報の保護に関する法律」が施行されました。
当社が情報発信に使用する個人名、eメールアドレス、住所などは、
法令、ガイドライン、社会規範に従い適切な管理に取り組みます。
紛失・漏洩・不正利用・改ざんの防止に予防措置を講じます。
企業情報についても個人情報と同列におき、管理対象とします。
            (担当:企画・開発グループ)


------------------< 目 次 >------------------

●▲■ FOODEX JAPAN 2005(国際食品・飲料展)報告(その2)
   アメリカ:「遺伝子組み換え作物」に関する情報
   アメリカン・ヘゲモニー!?

ご紹介アイテム●1▲更新しました!「K2デザインのページ」
ご紹介アイテム●2▲新型びん「FLASK(フラスク)180」
ご紹介アイテム●3▲ワインのための「樽の関連用品」ed.10
ご紹介アイテム●4▲再登場「キュービック・フローター」

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前回に続き堀田恵美子です。すこし日数がたちましたが、
FOODEX国際食品・飲料展報告(その2)を書きます。

FOODEXには欧米、アジアを中心に
世界各国から食品産業ミッションが出展していました。

アメリカブースでは「牛肉輸入解禁推進」のPRがあるかな?
(ひょっとしたら牛丼の試食でもあるかしら?!)
と見て回りましたが、問題が微妙なせいか、特にみあたらず。

その代わり、「遺伝子組み換え」のPR情報を発見。
アルコール飲料産業の読者の皆さんには興味があると思いますし、
素人の私には結構驚く内容だったので、今回はそれをご紹介します。


以下はアメリカブースでもらったPR冊子
「グレート・アメリカン・フード・ニューズ」の記事。
(アメリカ農産物貿易事務所発行、No22)

●▲■

「世界の遺伝子組み換え作物の作付面積:
2004年は前年より20%増加して8,100万ヘクタール。
これは日本の全耕地面積(471万ヘクタール)の17倍(!)」

「遺伝子組み換え作物の作付面積はアメリカが一番大きく、
4,760万ヘクタール(日本の全耕地面積の10倍!)」

「一番遺伝子組み換えが普及している作物は大豆。
全世界で栽培されている大豆の56%がすでに遺伝子組み換え」

「国別にみると、
アルゼンチンの大豆のほぼ100%(!)、
アメリカの大豆の85%、
南アフリカの綿の85%、
中国の綿の66%、
ハワイのパパイヤの約55%、
アメリカのトウモロコシの45%、
、、、が遺伝子組み換え」

「特にアジアや発展途上国で急速な広がりを見せている。
2004年にあらたに遺伝子組み換え作物の栽培を始めた農家は
125万戸(!)で、うち90%は発展途上国」

「遺伝子組み換え作物栽培のメリットは、
害虫や病気の被害を抑えて安定した収穫を得られる、
農薬を減らし環境負荷を低減、
農薬をまくトラクターの燃料代の削減、
不耕起栽培に適する(耕さない栽培。土壌浸食を防止)」

●▲■


う〜ん、なんだか世界はすごいことになっているのですね。

買い物をするときには「遺伝子組み換え不使用」表示のものを
手にとってしまう私(標準的日本人と思います)にとって、
かなり「驚き」でした。

包装産業の苦い経験は、
プラスチックが食品容器に利用され始めて何十年も立ってから、
一部可塑剤の発癌性、環境ホルモン、燃焼後のダイオキシン、
などなどの問題が出てきたこと。

同じように遺伝子組み換え作物も、いくら「安全」といわれても
将来予測もしなかった事態が起きやしないかしら、
と不安です。素人考え、といわれそうですが。。。


冊子ではヨーロッパ事情には触れていないけれど、
ヨーロッパと日本以外の世界では
遺伝子組み換えが農業のデファクトスタンダード目前なのか。

遺伝子組み換え作物は、
コンピューターに擬(なぞら)えると、
ほとんどの人が買うマイクロソフトの「Windows」状態、
しかもそのまた「デフォルト(初期設定。通常はそのまま使う)」状態、
になりつつあるのでしょうか?!

実際、Windowsソフトのマイクロソフト社と同じく、
ほとんどの遺伝子組み換え作物は、
モンサント社などアメリカ企業が特許で押さえており、
その種(たね)を全世界に販売しているとのこと。

エヘン、因みに私はMac(マッキントッシュ)使ってます!
と、見栄を切ったら、
あ、これもアメリカ製だった。。。

官民で世界市場をからめとるアメリカ流ビジネスモデル、
というか、アメリカン・ヘゲモニー(覇権)も勉強になりました。

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さて、商品紹介です。

●▲■ ご紹介アイテムその1:KK & K2ディビジョン ●▲■ 
更新しました!「K2デザインのページ」
→「王冠」のイラストをクリックしてください!
http://www.kitasangyo.com/K2/K2-main.html

K2デザインの「王冠・キャップ」のページを更新しました。
最近デザイン変更した、当社の汎用キャップの事例です。

ご覧のような「バーチャル立体画像」も提供できます。
他社にないキャップデザインをご提案できるよう努力しています。

(すいません、「王冠・キャップ」以外の
「ラベル、キャップシール、グラス」などのページは
今回更新していません。またガンバリマス。)


●▲■ ご紹介アイテムその2:K2ディビジョン ●▲■ 
新型びん「FLASK(フラスク)180」
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/FLK180.htm
180mlの新型びんです。
焼酎、ワイン、清酒などにクロスオーバーでご提案します。


●▲■ ご紹介アイテムその3:ROOTSディビジョン ●▲■ 
ワインのための「樽の関連用品」ed.10
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/Barrel.html
懐中電灯つきサイトグラスの「ラッキングチューブ」や、
バトナージュの「ステア棒」などが新ラインナップで加わりました。


●▲■ ご紹介アイテムその4 ●▲■ 
前回もご照会しましたが「キュービック・フローター」再登場です。
FOODEXの当社ブースで好評だった「宙に浮かんだガラスびん」。
http://www.nakagawa-pkg.com/kanshouzai/cubic_floater.html

非常に印象的な演出が可能。
製造元の中川パッケージさんとジョイントして、
アルコール飲料分野は、
当社、きた産業が販売促進していくことになりました。
小口販売をしています。営業部あてでお問い合わせください!

               (text:堀田恵美子)

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