●▲■ きた産業 メルマガ・ニューズ vol.84 ●▲■
発行日:2006年 7月27日(木)
■アルコール飲料産業のためのクロスオーバー情報■
発行:きた産業株式会社 http://www.kitasangyo.com
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●▲■「大学・研究所のお酒」
または、「民営化のもたらしたもの」
あるいは、「類は友を呼ぶ、実践例」●▲■
■東大■酒類総研■九大■鹿大■京大・早稲田■北大
(text:喜多常夫)
ご紹介アイテム●1▲「こんなカタチでもできる」特注びん
ご紹介アイテム●2▲「ますます繁盛」4.5リットル壜
ご紹介アイテム●3▲ワイン樽のための「トッピング」器具
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今回はまず、写真資料をご覧ください。
●▲■大学・研究所のお酒コレクション
http://www.kitasangyo.com/Archive/Data/academic_PB.pdf
場所は会社の私の部屋。写っているお酒は次のとおり。
■東大の泡盛とワイン ■酒類総研のお酒 ■九州大学の吟醸酒
■鹿児島大学の焼酎 ■京大・早稲田のビール ■北大の清酒と梅酒
今回のメルマガは以上のお酒がそろうまでのエピソード。
■東大の泡盛とワイン
2006年4月某日、東京出張中のこと。
次の約束まで1時間ほどの空きが出来た。
場所は本郷だったので、東大キャンパスを歩いてみた。
働きだしたころ根津(東大に面した、本郷とは反対側)に住んでいたので、
休日など東大構内を散歩したものだ。懐かしい。
赤門から入ってすぐ左手に新しいショップが出来ている。
東大グッズや東大ゆかりの品物を販売しているお店。
しゃれた新ロゴマーク(The University of Tokyo)を付けた製品が並んでい
る。
そんなかに東大ブランドの「泡盛」を発見!
●「御酒(うさき)」●(製造:瑞泉酒造(株))
ラベルには「沖縄戦前黒麹菌使用泡盛」とある。
米軍の掃討であらゆるものが壊滅した沖縄戦で、
長年伝承された泡盛の麹菌も失われてしまった。
ところが戦後になって、
坂口謹一郎博士が戦前の沖縄で収集されていた麹菌が、
東大で見つかった。これを元に復刻した泡盛。
さて、東大ショップの人とはなしていると、
「大学生協に東大ワインもあります」、とのたまう。
安田講堂横の生協まで歩いて、ワインも買ってしまった。
●「東京大学 長野メルロー」●(製造:メルシャン(株))
やや高価でギフト箱入り、「2400本限定」だそう。
(1000円の「普及版東大ワイン」もある。これだと学生需要もあるだろう。)
ワインの横には、なんと、
東大の銀杏マーク入り!東大チョコのギフトボックスもあった。
「東大マークを食べちゃう快感需要」?や、「受験祈願需要」?もあるのか。
個人的には「とてもおいしそう!」だったので思わず購入。
●「東大チョコ」●(製造:(株)メリーチョコレートカムパニー)
泡盛、ワイン、チョコレート。
ずいぶん重い荷物を抱えて帰る出張になってしまった。
■酒類総研のお酒
東京出張から帰ってきて、東大泡盛と東大ワインを眺めているうち、
昨年、広島の独立行政法人酒類総合研究所に
機械の納入(ビール試験充填機の納入)に行った時、
帰りがけに購入したお酒があったのを思い出した。
●「大吟醸・研究所のお酒」●(製造:酒類総研)
●「本醸造・明治を醸す赤レンガ」●(製造:酒類総研)
もう飲んでしまったのだが、偶々空き壜を残していていたので並べてみる。
大吟醸のほうは精米歩合40%のお酒。
大変美味しかったし、価格もリーズナブルだったと記憶する。
明治を醸す、のラベルは東京・滝野川の赤レンガ醸造試験所である。
■九州大学の吟醸酒
東大ワイン、東大泡盛、酒類総研清酒の壜を
皆に見せようと会社に持っていって並べておくと、
営業マンの一人が
「九州大学のお酒のびんを納入しました」という。
では、と早速取り寄せてもらった。
●「九州大吟醸」●(製造:浜地酒造(株))
「九州大」と「大吟醸」を引っ掛けたネーミング。
スマートなロゴマークは大学法人化に伴って新作されたものである由。
ラベルには「しずく搾り純米大吟醸、九州大学と連携して
九州・福岡らしい酒の味を研究するプロジェクト云々」とある。
ウェブサイト情報によれば、売上の5%を基金として
キャンパス周辺の里山保全に役立てるという。
瑠璃(るり)色の一升壜を当社が納入させていただいている。
■鹿児島大学の焼酎
6月半ば、鹿児島にいる長男が、
父の日にかけて焼酎を送ってきた。
●「きばいやんせ」●(製造:薩摩酒造(株))
「類は友を呼ぶ」とは、言いえて妙。大学の酒である。
「鹿児島大学高隈演習林から湧き出る名水を使った芋焼酎」
と書かれていて、鹿児島大学のマークも入っている。
「きばいやんせ」とは、頑張れ、という意味か。
表ラベルには「北辰斜めにさすところ」ともある。
インターネットで調べてみると
旧七校の寮歌で、鹿大学生の愛唱歌らしい。
■京大・早稲田のビール
「古代エジプトのビール復刻、京大と早稲田大の共同企画」、
という記事を新聞に見つけた。早速購入。
●「ホワイトナイル」●(製造:黄桜酒造(株))
王冠にはKKマーク、きた産業製。うれしい。
ラベルには「早稲田大学のエジプト考古学と、
京大の植物遺伝学が出会って企画された商品」とある。
なお、パンフレットを見ると、本来エジプトで使用されていた
「古代種エンマー小麦」のものは2007年の発売予定らしく、
今回のものは近縁種の「デュラム小麦」を使っている由。
■北海道大学の清酒と梅酒
日本清酒さんの企画で、
北海道大学のお酒の壜を当社でやらせていただくことになった。
北大グッズを取り扱う「エルムの森ショップ」(北大構内にある)
で5月末から販売されている。
●「大吟醸 ポプラ並木」●(製造:日本清酒(株))
フラスコ型の壜に入った清酒。
「北大の苫小牧研究林内に湧出する「日本一きれいな清流」
に認定された清水と北海道産米を使用」とのこと。
首の部分には北大のマークと「札幌農学校」の表示。
「少年よ大志を抱け」のクラーク博士はドイツで勉強したそう。
なにかのご縁か、壜はドイツから当社が輸入したもの。
●「雪の天使たち・北海道大学」●(製造:日本清酒(株))
清酒ベースの梅酒。
北大の「低温科学研究所」にちなんだネーミング。
世界で初めて人工雪を作ったこと、雪の結晶の観察など、
北大は雪で世界的に有名な由。
写真では透明の箱に入っているのでわかりにくいが、
球形で、斜めにも置ける、当社のオリジナル壜。
(今年3月の「ガラスびんアワード」で、
月桂冠さんが「グラスボトルデザイン優秀賞」を受賞した壜)
表面に雪の結晶がプリントされている、
インテリアに残しておきたくなる壜である。
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繰り返しになるが、誠に「類は友を呼ぶ」である。
以上のような次第で、大学・研究所のお酒が集まった。
「純国立」の頃は、なかった商品である。
「民営化のもたらしたもの」ともいえるだろう。
因みに、新聞報道によれば次のとおり。
「国立大は法人化した04年度から決算書を作成。
05年度の国立大学87校の純利益は712億円、
各大学の増収努力の成果が鮮明に」(日経新聞、7月15日夕刊)
「日本を代表する大学・研究機関の名前を冠したお酒」
が飲めるのは、個人的には誠によいことだ、と思う。
(大学のお酒は、他にもあると聞いています。
すべてを記載したものではない事をお断りしておきます。)
(text:喜多常夫)
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さて当社商品のご紹介です。
●▲■ ご紹介アイテムその1:K2ディビジョン ●▲■
特注びんのご案内(その2)
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/custombottle2.htm
「こんなカタチでも壜にできるぞ」の見本のような事例紹介。
なお、「ガラスびんアワード」のことを先に述べましたが、
ウェブサイトで公開されているその選考風景
http://www.glassbottle.org/btm/news/2006_02/ns_awd02280602.html
に、資料中左下の「三位一体びん」が登場しています。
「特注びんのご案内(その1)」もご参照ください。
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/custombottle.htm
オリジナルびんの企画ならお任せください。
ベストソリューションを提供いたします。
●▲■ ご紹介アイテムその2:K2ディビジョン ●▲■
「ますます繁盛」4.5リットル壜
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/package/4.5L_bin.htm
「ますます繁盛商」
=1.8L(升-ます)+1.8L(升-ます)+0.9L(半升-はんじょう)
=4.5リットル、という語呂合わせ。
「専用ねじキャップ」とあわせて小ロット対応が可能。
縁起のよい「恵比寿」と「まねき猫」の新デザインカートンを準備。
商売人の方に根強い人気。イベント景品などにも面白い。
●▲■ ご紹介アイテムその3:ROOTSディビジョン ●▲■
ワイン樽のための「トッピング」器具
http://www.kitasangyo.com/Products/Data/brewing/topping_ed04.pdf
ウイスキーや焼酎と違って、ワインの樽貯蔵の場合には
減った分を注ぎ足す(トッピングする)のが定法。
樽の個数が増えてきた場合はこのような器具が必要です。
ワイナリーの皆さん、ご検討ください。
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●▲■バックナンバー閲覧可能!「メルマガ・クロニクル」
http://www.kitasangyo.com/Archive/mlmg/BN_top.html
2002年5月の創刊以来のバックナンバーを収録しています。
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